いよいよ今週末に迫った「JAFグランプリ 富士スプリントカップ2010」
その直前企画として観戦塾の「Circuit Diary」で、全7回に渡って、JAFグランプリ2010のレース・イベント紹介。
さらに見どころをお伝えしている『JAFGP直前特集』
第1回:概要編
http://www.kansenzyuku.com/circuitdiary/diary.cgi?no=212
第2回:歴史編
http://www.kansenzyuku.com/circuitdiary/diary.cgi?no=213
第3回:スーパーGT編
http://www.kansenzyuku.com/circuitdiary/diary.cgi?no=214
第4回:フォーミュラニッポン編
http://www.kansenzyuku.com/circuitdiary/diary.cgi?no=215
第5回の今回は、「レースカテゴリー」や「チーム・ドライバーとファン」という枠を超えた、JAFGPに関わる全ての人が参加する大イベント「東西対抗戦」について紹介していきたいと思う。
【新たなモータースポーツの提案“レースカテゴリーの枠を超えた総力戦”】
今回のJAFGPでは、スーパーGT、フォーミュラニッポン、レジェンドカップ、その他サポートレースなど、個々のレースでの見どころが多いのが特徴だが、それら全てのカテゴリーを巻き込んでの「東西対抗戦」が開催される。
これは、各レースに出走するドライバーの出身地別に「東軍」と「西軍」に振り分け、レースカテゴリーやチームという枠を超えての勝負をするという企画だ。
各レースでの結果に応じて「東西対抗戦ポイント」が振り分けられ、その合計ポイントが多かった軍が勝利するというものだ。
ちなみに、東軍と西軍の分け方は以下の通り。
<各軍の分類>
『東軍』
北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県、群馬県、栃木県、茨城県、新潟県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県の出身ドライバー。
『西軍』
長野県、山梨県、静岡県、岐阜県、富山県、石川県、福井県、愛知県、三重県、京都府、奈良県、和歌山県、大阪府、兵庫県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県、徳島県、高知県、香川県、愛媛県、福岡県、大分県、長崎県、宮崎県、熊本県、佐賀県、鹿児島県、沖縄県の出身ドライバー。
<各軍リーダー>
『東軍』
GT500クラス:本山哲
GT300クラス:新田守男
フォーミュラニッポン:小暮卓史
『西軍』
GT500クラス:脇坂寿一
GT300クラス:谷口信輝
フォーミュラニッポン:松田次生
<各軍所属ドライバー>
こちらを参照(JAFGP公式サイト)
スーパーGT
http://fujisprintcup.jp/race/sgt_entry.html
フォーミュラニッポン
http://fujisprintcup.jp/race/fn_entry.html
Vitz Race
http://fujisprintcup.jp/race/vitz.html
F4
http://fujisprintcup.jp/race/f4.html
マイナーツーリングカー
http://fujisprintcup.jp/race/mtc.html
レジェンドカップ
JAFGP直前特集:第2回を参照
http://www.kansenzyuku.com/circuitdiary/diary.cgi?no=213
※名前の横の赤マークが『東軍』、青マークが『西軍』
各レースのポイントシステム
・スーパーGT、フォーミュラニッポン
1位:30 2位:24 3位20 4位:16 5位:12 6位:10 7位:8 8位:6 9位:4 10位:2 11位以下:0
・サポートレース
1位:15 2位:12 3位10 4位:8 5位:6 6位:5 7位:4 8位:3 9位:2 10位:1 11位以下:0
【東軍、西軍の見分け方は?】
実際にレース中に、誰が東軍で、どのマシンが西軍に属しているのか?その見分け方は、非常に簡単だ。
まずは、全レース共に「東軍は赤」、「西軍は青」と色分けが統一されている。
それぞれのドライバーが属している軍の色と同じステッカーが、マシンに貼られる事になるため、それで判断ができる。
【ファンの力も勝敗を左右する!?“お客様ポイントシステム”】
今回の東西対抗戦の最大のテーマは「新たなモータスポーツイベントの提案」だ。
そのため、今回は斬新なアイディアとして、レースを観戦しに来た“お客様”にも、東西対抗戦に参加してもらえる機会が多く盛り込まれている。
『応援リストバンドタオル』
1枚:500円
大会期間中のみ、会場内で販売される、東西対抗戦用応援グッズだ。
東軍用と西軍用が用意され、これを巻いて「東軍仲間」「西軍仲間」と一緒に応援することも可能になるのだ。
また、このリストバンドタオルの売り上げが多かった軍には、レースポイントに加えて“お客様ポイント”として100ポイントがプラスされる。
『東西“グルメ対抗戦”』
全国主要サーキット周辺地域のグルメを一同に集め、こちらも「東軍グルメ」「西軍グルメ」に分けて販売。
14日(日)午後2時までの売り上げを集計、売上が多かった軍に20ポイント追加される。
気になるグルメメニューはこちら。
<東軍メニュー>
・特製富士宮焼きそば(静岡県)
・ジャガイモ入り焼きそば(栃木県)
・仙台網焼き牛タン(宮城県)
・ジャガバター(北海道)
<西軍メニュー>
・豚テキ丼(三重県)
・デミカツ丼(岡山県)
・カボス風味特製わっぱ(大分県)
・チキンライス(マレーシア)
自分が所属する軍の勝利に貢献するためにも、お昼ご飯のメニューは慎重に選ばなければいけないかもしれない。
【勝利軍のファンには、超豪華なプレゼントが!】
こうして、お客様もレースに参加して行われる東西対抗戦。もし、自分達の所属する軍が勝利したら、超豪華なプレゼントが待っている。
全レースが終了し、勝利軍が決定した後に、グランドスタンド裏の所定ブースに応援リストバンドを持っていくと、金のメダルバッチがもらえる。
さらに、その中から抽選で100組/200名の方に、2011シーズンのスーパーGTとフォーミュラニッポンのレース観戦券がプレゼントされる予定だ。
これだけの特典が付くと、応援しないわけにはいかない3日間になりそうだ。
こうして、いつもとは違う角度で「レースに参加」できる東西対抗戦。どちらの軍が勝つか、その最後の1ポイントがファンの皆様の「力」により決められるという部分では、本当に楽しみなイベントになりそうだ。
JAFGP当日は、是非応援リストバンドを購入して、東西対抗戦に参加してほしい。
次回のJAFGP直前特集はレース会場内で開催されるファンイベントを中心に紹介したいと思う。
『記事:吉田 知弘(ビギナー観戦塾)』
未承認 2011年01月28日(金)09時49分 編集・削除
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