ついに東京モーターショー2011の一般公開が3日、東京ビックサイトで始まった。第42回開催となる今年の東京モーターショーは、24年ぶりに東京都内での開催。現地の東京・お台場地区は朝から強い雨に見舞われたものの、午前10時の開場とともに多くのお客様が来場し、会場は熱気に包まれている。
若者にも人気の高いお台場内にある東京ビックサイトが会場ということもあり、初日からカップルや学生仲間、お子様連れのファミリーなど幅広い年代の方々が待ちに待ったモーターショーを楽しんだ。
今回、目玉車のひとつとなっている新型小型FRスポーツ「スバル・BRZ」が展示されているスバルブースは、市販バージョン、GT300開発車両を多くのファンが囲み、デジタルカメラやスマートフォンに、始めて見る次世代スポーツカーを撮影していた。
また、自動車メーカー以外にもタイヤメーカーなど自動車部品メーカーも多く出展。ブリヂストンブースでは今CMで話題のタイヤカフェが再現されており、「アイスの上でも滑らないタイヤの椅子」に座りながら、スタッフとタイヤの話をするなど、実際のCMの世界を体験していた他、ブリヂストンタイヤの魅力を体感できる「4Dシアター」などを楽しんでいた。
この他にも、プレスデーでは展示がなかった今年のル・マン24時間優勝マシン「アウディR18 TDI」や「RAYBRIG HSV-010」の会場に到着。特にアウディR18は国内レースでも活躍するアンドレ・ロッテラー、ブノワ・トレルイエが乗っていたマシンということもあり、多くのファンでマシンを囲んで記念撮影を行っていた。
初日から多くの来場者で賑わっている東京モーターショー。初日の3日は20時までオープン。一般公開は11日(日)まで。入場料は大人1,500円、高校生500円、中学生以下は無料となっている。
『記事:吉田 知弘』