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【JAFGP】SUPER GT第2レース公式予選は、GT300がARTAガライヤ、GT500がSRoad MOLA GT-RがPP獲得。

2日目を迎えたJAFGP。昨日の悪天候により順延されたSUPER GT第2レースの予選が朝7時50分から行われた。

昨日までの天気とは打って変わり、好天に恵まれた富士スピードウェイ。しかし路面上は夜まで降り続いた雨が残っており、ウエットコンディションでの15分間予選となった。

GT300は、雨の路面に定評があるNo.43ARTA Galaiyaの高木真一が1分52秒836でポールポジションを獲得。2位にはNo.66trople aVandage GT2の吉本大樹。3位には昨年のJAFGP(GT300クラス)覇者のNo.11JIMGAINER DICXEL DUNLOP 458田中哲也がつけた。

GT500は、雨に強いミシュラン、ヨコハマタイヤ、ダンロップタイヤの各ユーザーが好タイムを出し合う展開。その中でもハーフウエットで速さを発揮したNo.32EPSON HSV-010の道上龍がトップタイムを記録していたが、最後の最後で今季のチャンピオンであるNo.46SRoad MOLA GT-Rの柳田真孝が0.044秒上回る1分43秒017でポールポジションを獲得した。2位にはわずかに及ばなかった道上龍。3位はヨコハマタイヤを履くNo.24ADVAN KONDO GT-Rの安田裕信が入った。

今日は、昨日予選が行われた第1レースの決勝が午後から行われる。

『記事:吉田 知弘』

【JAFGP】今年も富士スピードウェイで特別戦が開幕!早朝からFSWは晴天!

国内モータースポーツを締めくくる特別戦「JAF Grand Prix SUPER GT & FormulaNIPPON FUJI SPRINT CUP2011」が開幕した。

初日の11日は大雨に見舞われたものの、2日目を迎えた富士スピードウェイは、昨日の雨が嘘のような晴天に恵まれ、午前4時30分のゲートオープンから多くのモータースポーツファンが来場し、盛り上がりを見せている。

今年で2回目となるJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP。国内のトップレースであるSUPER GTとフォーミュラニッポンが同じ日に開催される特別戦。さらにいつもは混走で行われるSUPER GTもGT500・GT300が別々に開催。ドライバー交代が禁止となるため、今日の土曜日に片方のドライバーが出走する「決勝第1レース」が行われる。
通常とは異なる100kmのスプリントレースに加え、シリーズ戦では全く行わないグリッドに静止した状態からのスタンディングスタートでレースが始まる。

今年も、GTならではの激しいバトルと、特別戦ルールが生み出す波乱で、一瞬たりとも目が離せないレースが展開される。

また、前日の大雨により、13日(日)に行われる決勝第2レースの予選が、この後7時50分から始まる。この他にも、フォーミュラニッポンの予選や、往年の名ドライバーが出走するレジェンドカップ予選。さらにVitzRaceの日本一を決める「VitzRace GrandFinal」の決勝レースなど、レースセッションだけでも内容盛りだくさんの一日。

さらにグランドスタンド裏では、今年も各メーカーのPRブースやオフィシャルステージで様々なイベントが開催されておる。中には女性ファンや初心者ファン向けのコーナーも設置されており、サーキット観戦に慣れない方でも、気軽にレースを楽しむ事が出来るコンテンツも導入されているのが、今年のJAFGPの特徴だ。

観戦塾では、今日と明日の2日間。JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPのレース・イベントを現地から完全レポートしていく。

『記事:吉田 知弘』

【JAFGP】12日(土)のスケジュールが変更。SUPER GT第2レース予選は土曜早朝に

いよいよ開幕したJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP2011。初日の11日はSUPER GTのフリー走行・公式予選とフォーミュラニッポンのフリー走行が行われた。

舞台となる富士スピードウェイは、早朝から悪天候に見舞われ、非常に気温も低いコンディションとなった。

午後になっても大雨は続き、12日(土)に決勝が行われる第1レースの予選は行ったものの、14時55分から予定されていた第2レースのGT300とGT500の予選は中止。翌12日早朝に順延となった。

これにより、12日(土)のタイムスケジュールが変更。以下の通りとなる。

【11月12日(土)タイムスケジュール】
04:30 ゲートオープン(東西ゲート)※西ゲートは13日まで終夜オープン
07:50~08:05 SUPER GT/GT300第2レース 公式予選
08:05~08:20 SUPER GT/GT500第2レース 公式予選
08:30~08:50 Vitz Race 公式予選
09:00~09:30 F4 公式予選
09:35~10:00 オープニングセレモニー
10:15~11:15 フォーミュラニッポン 公式予選
11:25~12:10 ピットウォーク
12:45~13:30 SUPER GT/GT300第1レース 決勝(22周)
14:10~14:40 Vitz Race 決勝(11周)
15:15~15:55 SUPER GT/GT500 決勝(22周)
16:10~16:40 レジェンドカップ 予選

なお、SUPER GT第1レースの予選、GT500クラスは2011シリーズチャンピオンのNo.46ロニー・クインタレッリ(SRoad MOLA GT-R)が1分47秒212でポールポジション。GT300クラスはNo.11平中克幸(JIMGAINER DICXEL DUNLOP 458)が1分53秒719でポールポジションを獲得した。

『記事:吉田 知弘』

【JAFGP】フォーミュラニッポン:エントリーリスト&見どころ

いよいよ開幕するJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP2011。
普段は華やかなSUPER GTに注目が集まり、フォーミュラニッポンを観ていない方も多いかもしれないが、昨年のJAFGP以上に見どころの多い、そして激しい争いが期待されるドライバーズラインナップとなっている。

今回は、フォーミュラニッポンのエントリーリストと見どころを紹介していく。

【フォーミュラニッポン】
予選/11月12日(土)10:15~11:15
決勝/11月13日(日)12:00~12:40

<エントリーリスト>
No.1ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)
No.2平手晃平(TEAM IMPUL)
No.3アンドレア・カルダレッリ(KONDO RACING)
No.7大嶋和也(TEAM LeMans)
No.8石浦宏明(TEAM KYGNUS SUNOCO)
No.10小林崇志(HP REAL RACING)
No.16山本尚貴(TEAM無限)
No.18松田次生(SGCbyKCMG)
No.31中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)
No.32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)
No.33国本雄資(Projectμ/cerumo/INGING)
No.36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
No.37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)
No.40伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION)
No.41塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION)
No.62嵯峨宏紀(Le Beausset Motorsports)

◆最高速と1周トータルの速さが求められる予選◆
今年のフォーミュラニッポンは、昨年とは異なり日曜日の1レース開催のみ。予選は土曜日の午前に行われる。
毎回、0.001秒単位の激しいタイムアタックバトルが展開されているフォーミュラニッポンの予選。いつもF1でも採用されているノックアウト方式で予選が行われるが、今回のJAFGPでは1台ずつコースに出走して、1周勝負のタイムアタックでグリッド順を決める「スペシャルステージ方式(SUPER GTではスーパーラップ)」で予選が行われる。
さらに特別戦ルールとして、通常はタイム順で決勝のグリッドを決めるが、今回はタイム結果で得たポイント+直線での最高速で得たポイントの合算で決勝グリッドが決定する。つまり、いつものように1周のタイムは良くても、富士スピードウェイ特有の長いストレートでスピードが伸びなければポールポジションが獲得できない。
しかし、ここ富士は1周トータルのバランスを重視すると直線スピードは遅くなり、逆にスピード重視にすると1週のタイムに影響が出る、非常に難しいレイアウトになっている。
「最高速と1周トータルのタイム」。各チームとドライバーが、どのようなバランスで予選を戦ってくるのか?こういった戦略面での争いが、土曜日の予選から観られる。

◆ロッテラーvs一貴。FN頂上決戦の続きが始まる◆
先週の最終戦ツインリンクもてぎで、FN参戦9年目にして初のチャンピオンを勝ち取ったアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)。今年はシリーズ全6戦7レースのうち、5勝を挙げるという圧倒的な強さを見せ付けた。そのロッテラーが、昨年完全制覇したJAFGPのフォーミュラニッポンのレースに帰ってくる。今季は最速・最強の名を欲しいままにし、もちろん2年連続JAFGP制覇を狙っていることは間違いない。
ロッテラーの2年連続JAFGP制覇を阻止する最大のライバルとなってくるのが、チームメイトで今季ランク2位の中嶋一貴だ。
特に最終戦もてぎの決勝第1レースでは、JAFGPと同じタイヤ交換義務なしのスプリントレースで、チャンピオンをかけた大バトルが繰り広げられた。その時はロッテラーに軍配が上がったが、もちろん負けた側の一貴は納得していないはずだ。2008・2009年とF1に参戦し、今季は久しぶりに国内に戻って初のフォーミュラニッポン参戦を果たした一貴。第2戦オートポリスで初優勝を飾ったが、この時ロッテラーはル・マン24時間参戦のため欠場。彼がFNで唯一勝ったレースは、“ロッテラー不在”で勝ち取った勝利。今季最後のレースとなるJAFGPで、ロッテラーとの直接対決を制してシーズンオフに入りたいと強く思っているに違いない。

今週末、SUPER GTのレースも兼務している一貴は、同じ日にFNとGT両方のレースがあり、多忙なスケジュールとなっているが、是非今季一番の大バトルに期待したい。

◆合言葉は“打倒トムス”今シーズンで最も激しい1戦が始まる◆
今季は、前述にも出てきたロッテラーを中心に、PETRONAS TEAM TOM'Sが圧倒的な強さを見せ付けたシーズンとなり、唯一トムス以外が勝利したのは第4戦もてぎのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)のみ。シリーズ戦では惨敗を喫してしまった分、このJAFGPではリベンジを果たしたいと思っているチーム・ドライバーも少なくない。

特にホンダエンジン勢はシリーズ戦0勝。最終戦もてぎで3位表彰台を獲得するなど、今季は終盤までチャンピオン争いに加わっ塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION)や開幕戦鈴鹿でポールポジションを獲得した山本尚貴(TEAM無限)、さらに大ベテランの小暮卓史(NAKAJIMA RACING)らの一発の速さに注目したい。

この他にも、昨年のJAFGP(FN第1レース)で2位に入っている大嶋和也(TEAM LeMans)や富士での優勝経験のある平手晃平(TEAM IMPUL)など、今年のフォーミュラニッポンは、まさに誰が勝ってもおかしくない戦国時代となっている。
「打倒ロッテラー、打倒トムス」を合言葉に今シーズンでもっと激しいフォーミュラニッポンのバトルが、今週末は観られるかもしれない。

『記事:吉田 知弘』

【JAFGP】SUPER GT(GT300クラス):エントリーリスト&見どころ

今週末のJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPのSUPER GTは、通常の2クラス混走ではなく、GT500とGT300を別々に開催する。
今回は、GT500以上に白熱したバトルが展開されているGT300クラスのエントリーリストと見どころをご紹介していく。

GT500クラスのエントリーリストと見どころ
http://www.kansenzyuku.com/circuitdiary/diary.cgi?no=478


□第1レース□
予選/11月11日(金)13:50~14:10
決勝/11月12日(土)12:45~13:30

<エントリーリスト>
No.2 高橋一穂 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
No.4 谷口信輝 初音ミク グッドスマイルBMW
No.11 平中克行 JIMGAINER DICXEL DUNLOP 458
No.14 山野直也 SG CHANGI IS350
No.15 ティム・ベルグマイスター ART TASTE GT3R
No.22 城内政樹 R'Qs Vemac 350R
No.26 峰尾恭輔 Verity TAISAN Porsche
No.27 山岸大 PACIFIC NAC イカ娘フェラーリ
No.31 嵯峨宏紀 ハセプロMAイワサキaprカローラ
No.33 藤井誠暢 HANKOOK PORSCHE
No.41 山下潤一郎 NetMove BOMEX TAISAN Ferrari
No.43 松浦孝亮 ARTA Galaiya
No.62 佐々木孝太 R&D SPORTS LEGACY B4
No.66 星野一樹 triple a Vantage GT2
No.74 国本雄資 COROLLA Axio apr GT
No.86 坂本祐也JLOCランボルギーニRG-3
No.87 余郷敦 リール ランボルギーニRG-3
No.88 関口雄飛 JLOCランボルギーニRG-3


□第1レース:見どころ□
GT300の土曜第1レースには、今季のシリーズチャンピオンで西軍の応援団長でもある谷口信輝が登場。9月のGT第6戦の時のような独走劇が見られるか?それに対抗するのが、今季初音ミク号の最大のライバルNo.11JIMGAINER DICXEL DUNLOP 458。第1レースは昨年のJAFGP(GT300)を制した平中克行が担当。平中vs谷口という最終戦もてぎでのバトルの続きが始まる。
また、今季のGT300で予選・決勝と1発の速さで存在感をアピールしていた関口雄飛も登場。彼の走りも目が離せない。

□第2レース□
予選/11月11日(金)14:55~15:15
決勝/11月13日(日)14:10~14:55

<エントリーリスト>
No.2 加藤寛規 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
No.4 番場琢 初音ミク グッドスマイルBMW
No.11 田中哲也 JIMGAINER DICXEL DUNLOP 458
No.14 折目遼 SG CHANGI IS350
No.15 清水康弘 ART TASTE GT3R
No.22 和田久 R'Qs Vemac 350R
No.26 松田秀士 Verity TAISAN Porsche
No.27 山内英輝 PACIFIC NAC イカ娘フェラーリ
No.31 岩崎祐貴 ハセプロMAイワサキaprカローラ
No.33 影山正美 HANKOOK PORSCHE
No.41 山路慎一 NetMove TAISAN Ferrari
No.43 高木真一 ARTA Galaiya
No.62 山野哲也 R&D SPORTS LEGACY B4
No.66 吉本大樹 triple a Vantage GT2
No.74 新田守男 COROLLA Axio apr GT
No.86 青木孝行 JLOCランボルギーニRG-3
No.87 織戸学 リール ランボルギーニRG-3
No.88 井入宏之 JLOCランボルギーニRG-3

□第2レース:見どころ□
日曜日の第2レースでは、こちらも昨年のJAFGP(GT300)の覇者、田中哲也(No.11JIMGAINER DICXEL DUNLOP 458)が登場し、2連覇を狙う。それに対し新チャンピオンの番場琢(No.4初音ミク グッドスマイルBMW)が、王者としての意地を見せられるかどうか?日曜日もJIM GAINERフェラーリ458vs初音ミクBMW Z4の争いになるかもしれない。
この日は、東軍応援団長の織戸学が登場。大暴れの走りに期待したい。
また、今年はエヴァンゲリオンがスポンサーになり注目を集めたNo.2エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電もベテラン加藤寛規が登場。今季あと1歩のところで優勝できなかったチームだけに、このスプリントカップでのリベンジに注目が集まる。


□最終戦の攻防再来!?JIM GAINERのJAFGP2連覇か?初音ミクBMWの2冠か?□
今季のSUPER GT(GT300クラス)のシリーズ戦では、海外のFIA-GT勢が圧倒的な強さをみせ、その中でもチーム・ドライバー・ファンが一致団結して戦ったNo.4初音ミク グッドスマイルBMW(谷口信輝/番場琢)が初のチャンピオンを勝ち取った。新王者として迎える富士スプリントカップ、もちろんJAFGPでの2レースも制覇し、シリーズ戦も合わせた2冠を勝ち取りたいところ。舞台となる富士スピードウェイは直線スピードに自信のあるBMW Z4にとっては相性の良いサーキット。実際に9月の第6戦でも優勝を飾っている。今回も本命になってくるだろう。
その初音ミク号の最大のライバルになるのが、No.11JIMGAINER DICXEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸)だ。シリーズ戦でも初音ミク号に負け、ランキング2位と悔しい結果に終わった。しかし、昨年のJAFGPではダンロップタイヤの特性も上手く活かしたレース戦略で、2レースとも優勝。
今回はJAFGP2連覇のためにも、そしてシリーズ戦での初音ミク号へのリベンジを果たすためにも、予選から前回アタックをするフェラーリ458が見られるかもしれない。

今年の後半戦、GT300の注目バトルとなった2台の直接対決が、今週末のJAFGPで再現される事になる。

□後半戦で勢いをつけてきた日本車勢。一発勝負のJAFGPで勝機はあるか?□
今回は海外マシンの活躍が目に付いたGT300クラスだが、シリーズ後半戦ではNo.62R&D SPORTS LEGACY B4(佐々木孝太/山野哲也)など、日本車勢も優勝するなど勢いを見せていた。シリーズ戦トータルの成績では残念ながら負けてしまったものの、一発勝負となるJAFGPでは一矢報いたいところ。

今回のレースは、通常の半分以下となる100kmスプリント。つまり一つのアクシデント、一つのミスがレース結果に大きく左右する厳しいレースになる。特に通常のローリングスタートではなく、JAFGPはSUPER GTもフォーミュラニッポンと同じスタンディングスタートが採用される。昨年もGT300ではフライングするマシンが相次ぎ、レース展開に大きく影響した。
ここ富士では海外GTに有利な長いストレートがあるなど、マシン面で苦労する部分もあるが、こういったレース展開を上手く利用した22周を組み立てていけば、必ず勝機が見えてくるはず。

日本勢の走りからも目が離せない。

『記事:吉田 知弘』