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SUPER GT決勝日、あいにくの天気でも朝からイベントブースは大盛り上がり

いよいよ決勝日を迎えたSUPER GT富士ラウンド。天気予報どおり、朝から雨が降る富士スピードウェイとなったが、朝早くからGT開幕を待ちわびたファンが、続々とサーキットに詰め掛けている。8時35分~9時05分の間で、SUPER GTのフリー走行が行われ、書くマシンが雨レースに向けての最終チェックを行っていた。

そして、今回もグランドスタンド裏には、今回も多くのイベントブースやグッズショップが用意されている。

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GTオフィシャルステージでは、恒例のドライバートークショーが行われ、雨の決勝レースを、より楽しく観戦していただくために「レインタイヤについて」「雨用のマシンセッティングについて」などを、各ドライバーが説明していた。

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また、12号車のカルソニックIMPULGT-Rの星野一義監督はカルソニックブースで雨の中サイン会を開催、多くのファンが集まっていた。

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また、今回は「東日本大震災復興支援大会」でもあり、福島・宮城・茨城の3県の土産品などの物販コーナーが設けられている。しかし、昨日の予選日から大盛況で、品物はほとんどが完売。急遽、宮城から品物が届き、再度販売を再開。オープン前には長蛇の列となった。

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その他にも、「がんばろう日本」の合言葉とした旗やマシンなどが、多く見られた。


今日は、14時からSUPER GTの決勝レースが行われる。
昨日とは違う雨のコンディション。そして今年初めてのレース。大波乱な展開が予想される。


『記事:吉田 知弘(ビギナー観戦塾)』

0.001秒を争う大激戦となったGT300クラス予選は、ハンコックポルシェがPP獲得

フェラーリ、BMW、ランボルギーニ、ポルシェなど、ヨーロッパで活躍するレーシングマシンも参戦しているGT300クラスの今季最初のポールポジションは33号車のハンコックポルシェが獲得した。

予選1回目でトップタイムを記録したハンコックポルシェ。しかし、その「頂点」の座を狙うべく、15時から始まったスーパーラップでは、ライバル達が反撃にかかる。

特に5番目出走のPACIFIC NAC イカ娘フェラーリ。今季から「痛車」仕様になり、ファンからも注目を集めているフェラーリF430が1分43秒181という好タイムを記録。その後にタイムアタックした初音ミクBMWはイカ娘には勝てず、さらにZENTポルシェは100Rでスピンを喫し、タイムアタック失敗に終わる。

このまま「イカ娘フェラーリのポールポジション獲得か?」と思われたが、続く88号車のJLOCランボルギーニを駆る関口雄飛が1分42秒257でトップに立つ。最終アタッカーとなったハンコックポルシェは影山正美がスーパーラップを担当したが、わずか0.031秒届かず2位となった。

これにより、88号車JLOCランボルギーニがポールポジション獲得かと思われたが、スーパーラップ後の車体重量検査で、規定を下回る重量だったと事が確認されたため、予選タイムが抹消され、33号車のハンコックポルシェが繰り上がりでポールポジションを獲得した。

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影山正美
「こういった形でここ(記者会見)の場にいることは、複雑です。スーパーラップで劣っていた事は字事実でした。実際には関口の方が速かったですし、(タイム抹消になってしまった事が)かわいそうだと思います。震災の後、スケジュールも変更され、この富士GTも開催できるか分からない中で、今日こうして走り出す事ができて、関係者の皆様には感謝したいです。走り出しの感触は良かったです。事前に1回テストできたことが大きく影響しましたが、金曜日のフリー走行から、とにかく一生懸命マシンを煮詰めて、決して楽な状態でポールを獲得したわけではありませんでした。明日は雨に強いハンコックタイヤなので、負ける要素が少ないから、勝ちに行きたいです。また、今日のポールをとるまでに藤井選手のとても良いアシストをしてもらったので、その事にも感謝です。」


藤井誠暢
「まずは、こういった震災後の難しい状況の中で、レースを開催してくれた関係者の皆様に感謝したいです。震災後、チームのみんなも不安が多い中、本当にコツコツとやってくれたから、金曜日のフリー走行からマシンの状態が良かったです。でも、そこからスーパーラップまで手を抜かずに作業をし続けたので、ポールポジションを獲得する事ができました。明日、雨の予報ですが雨に強いハンコックです。これを強みにして、また明日もこの場(優勝者の記者会見場)に戻ってきたいです。」

『記事:吉田 知弘(ビギナー観戦塾)』

SUPER GT Rd.2富士 デンソーサードSC430が久しぶりのPP獲得!

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今年最初のポールポジションを決めるための予選・スーパーラップが富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは39号車のデンソーサードSC430がポールポジションを獲得した。

今回のSUPER GTはフリー予選形式の予選1回目で、上位10台の「スーパーラップ進出マシン」と11位以下の決勝グリッドを決める。上位10台に関しては10位から順に1台ずつ1周のみのタイムアタックを行い、1位~10位のグリッドを決めなおすスーパーラップで決勝のグリッドが全て決められる。

まず予選1回目で、今年からGT500クラスにステップアップしてきたS Road MOLAが1分32秒481という驚異的なタイムを記録し、ライバル達を驚かせる。また逆に金曜日の走行から調子が上がってこない8号車ARTAHSVや、今年からGT500にステップアップし、ほとんどテストができなかったWedsSports SC430、また前年の富士400kmレースを制したチームクラフトの結果が低迷。明暗が分かれる予選1回目となった。

その後、15時35分から10位のペトロナストムスSC430から順に1発勝負のタイムアタックとなるスーパーラップが始まる。午後から富士スピードウェイ上空に雲が出はじめ、またメインストレートでは強い追い風になっていた事から、気温・路面温度が予想を下回るコンディションでのスーパーラップとなった。

まずスーパーラップで速さを見せたのは、24号車のADVAN KONDO GT-R。ヨコハマタイヤを装着して参戦し、安田がタイムアタックを担当。1分33秒058を記録する。

その後、ホンダ勢を上位陣が苦労する。まずは追い風によりブレーキのタイミングが難しくなった1コーナーで、17号車KEIHIN HSVの金石がスピン。さらに昨年の王者、1号車ウイダーHSVのデュバルもコカコーラコーナーでスピンをしてしまい、波乱の展開となっていく。
ブリヂストン勢がタイム更新に苦労する中、7番目に出走した39号車のデンソーサードSC430を駆る石浦宏明が1分32秒738を記録。ここでもミシュランタイヤのマシンが素晴らしいタイムを記録した。

最終アタッカーとなったMOLA GT-Rで同じ「ミシュランタイヤ」を履くクインタレッリがタイムアタック。セクター2まではほぼ互角のタイムを記録していたが、最終区間で細かなミスが出てしまい、0.228秒ポールタイムに届かなかった。

これにより、デンソーサードSC430がポールポジション。チームとしては1995年のSUGO戦以来、15年ぶりのポールポジション。石浦とパートナーを組む井口は、GT500にステップアップした初戦でのポールポジション獲得となった。

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石浦宏明
「今回、走り出しのマシンの状態は決してよくなかったけど、走って修正をしていく度にマシンの状態が良くなり。ポールポジションを獲得できた。今回、ロングランで調子の良いタイヤでPPを取れたし、(明日の天気予報は雨ですが)ミシュランはコンディションが悪い時ほど、好都合なタイヤでもあるので、それを上手く利用したい」

井口卓人
「今回は練習走行での走り出しからマシンの状態が良くなかったので、ポールポジションを獲得できるとは思わなかった。明日は天候がどうなるかは分からないけど、冬のテストでやってきた通りの事が出来れば、トップで帰ってこれると思う。」


『記事:吉田 知弘(ビギナー観戦塾)』

中学生以下を対象としたGTキッズウォークを開催!

予選終了後の17時05分から中学生以下のお子様連れの方のみ参加できるGTキッズウォークが開催され、多くのキッズが憧れのドライバー・チーム・マシンを間近で一目見ようと駆けつけた!
GTキッズウォークは子供達の為に、普段入る事の出来ないピットレーンに入れる事の出来る人気のイベントとあって、開始前から多くの子供連れが列を作った。

チーム監督、レースクィーンだけでなく予選を終了したドライバーもピット前に出て子供達を迎え、気軽に写真撮影やサインに応じていた。

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ピットウォークで様々なグッズをゲットしよう!

ピットウォークと言えば、憧れのマシンやドライバーに会えるだけではありません!
様々なチームグッズを貰える事もしばしば。
ただ、超人気なだけに欲しいグッズを品定めして長蛇に並ぶか、もしくはゲリラ配布に備えてピット前で待つ必要があります。
いずれにしても、ちょっとした覚悟が必要です。

では、本日ゲットした品を紹介します…。

ジャーン!
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Epson Nakajima Racing のペーパークラフトです。
もちろん2011年仕様のカラーリングです。
本来、お子さま対象の配布グッズですが紹介を兼ねて一枚頂いてきました。

Nakajima Racing と言えば、ここ数年マシンのペーパークラフトを用意しています。
ご存じの方も多いと思います。

早速作ってみましたが、お子さま向けなのでハサミを利用せずにミシン目に沿って切り離せます。
そして、あっと言う間に完成です。
いかがですか?

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サイトにはピットアイテムのペーパークラフトもありますよ。
是非、ピットの完全再現をしてみて下さい!
http://epson-nakajimaracing.jp