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GT300王者のグッドスマイルレーシング、2月12日(日)に幕張メッセで参戦発表会を開催

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[2011年のGT300クラスを制した初音ミク グッドスマイルBMW]

昨年、SUPER GT(GT300クラス)のチャンピオンに輝いたグッドスマイルレーシングが、2月12日に2012年のSUPER GT参戦発表会を行う事が、GSRオフィシャル広報ブログで明らかにされた。

GSRオフィシャル広報ブログ
http://minkara.carview.co.jp/userid/797000/blog/25280741/

発表会は、幕張メッセで開催されるガレージキットの祭典「ワンダーフェスティバル2012(冬)」内の「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!」ブースのステージで12時40分から行われる。

WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!
http://www.whl4u.jp/index.html


ブログでは今年も「GSR&Studie with TeamUKYO」として参戦することが明らかにされており、昨年に引き続き大橋逸夫氏がチーム監督、片山右京氏がスポーティングディレクターを務め、GT300史上初となるチャンピオン連覇を目指す。

なお、注目のドライバーは当日の発表会でお披露目となる。

■グッドスマイルレーシング 2012年 SUPER GT 参戦発表会 出演者
・エントラント代表 鈴木康昭(株式会社スタディ代表)
・チーム監督 大橋逸夫
・チームスポーティングディレクター 片山右京
・スーパーバイザー 安藝貴範(GOOD SMILE COMPANY/GOOD SMILE RACING代表)
・2012年度チームドライバー
・2012年度レースクイーン「レーシングミクサポーターズ2012」

また、当日は2012年仕様のグッドスマイルレーシングのマシンも新カラーリングが施された状態で展示される予定だ。

この参戦発表会の模様は、ニコニコ生放送でインターネット中継されるほか、実際に会場内のブース前でも観覧可能。ただし観覧にはワンダーフェスティバルの入場券(中学生以上:2,000円)が必要となる。

ワンダーフェスティバル2012(冬)
http://wf.kaiyodo.net/

昨年はJIMGAINERのフェラーリ458と、最終戦まで激しいチャンピオン争いを演じ、見事逆転でGT300チャンピオンの栄冠を勝ち取ったグッドスマイルレーシング。今年は「ディフェンディングチャンピオン」として迎えるシーズンを、どのようなドライバーズラインナップ、どのようなマシンで挑むのか、2月12日の体制発表から目が離せない。

『記事:吉田 知弘』

井口卓人がイカ娘フェラーリに移籍!LMP MOTORSPORTが2012年S-GT体制を発表

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GT300クラスに「イカ娘フェラーリ」として参戦しているLMP MOTOR SPORTが24日、2012年のSUPER GT(GT300クラス)体制発表を行った。

体制発表の様子は、21時30分からニコニコ生放送で放送され、会場となった海の家れもん@南青山(LMP CARS AOYAMA)にもイカ娘フェラーリの個人スポンサーが集まり、2012年のドライバーズラインナップ発表を見守った。

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ニコニコ生放送URL
http://live.nicovideo.jp/gate/lv78448884

注目のドライバーは昨年に引き続き山岸大が第1ドライバーを担当。そして第2ドライバーには昨年はGT500クラスで戦った井口卓人が新加入。長年トヨタのマシンでSUPER GTを走ってきた井口だが、今年は初めてフェラーリのGTカーで参戦することになる。早速、ニコニコ生放送に登場した井口。会場からも大きな拍手で迎えられ、さらにファンの投票により新しい愛称が“イカティ”に決定するなど、すでにチームに溶け込み始めている様子だった。

また今季使用するマシンについては、今年もフェラーリのGTカーで参戦することは発表したものの、具体的な車両名の発表は2月中旬に改めて行われるとのこと。

昨年は人気アニメ「イカ娘」のカラーリング“痛車”仕様のフェラーリF430で参戦、第3戦マレーシアでは3位表彰台を獲得したイカ娘フェラーリ。残念ながらGT300で優勝を飾る事は出来なかったが、今年はGT300、GT500の両クラスで参戦経験のある井口が加入し、さらなる活躍が期待される。

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[左:井口卓人選手、右:山岸大選手]

山岸大選手
「昨年以上の成績を今年は狙って行こうと思い、ドライバーも国内外で5人の候補がいたのですが、最終的に実績と人間性で井口選手と共に2012シーズンを戦うことを決めました。本当にたくさんのファンの方に期待していただいているので、その期待に応えられるように、チームがもっともっと結束して1年間を戦っていく準備ができています。もちろん、優勝も狙っていきますし、本当に面白いレースを楽しんでいただけると思います。是非、サーキットに足を運んでください!」

井口卓人選手
「(今までとは違い個人スポンサーが中心となっているチームですが?)今までとは違うプレッシャーもあると思いますが、そのプレッシャーを楽しめるタイプですし、僕は人と話すことも結構大好きなので、個人スポンサーの方々とサーキットで話したりすることで、自分のモチベーションだったり、いいプレッシャーを自分に与えられれば結果も自然と出てくると思うので楽しみです。」
「(今季の意気込みをお願いします)初めて一緒に仕事をするチームで、苦労する事もあると思いますが、しっかりと自分自身で努力して、まずは1勝を目指して頑張りたいと思います!」

【2011年版イカ娘フェラーリが海の家れもん@南青山にやってくる!】
今回、体制発表の会場となった海の家れもん@南青山に2011年のSUPER GTに参戦したイカ娘フェラーリのマシンが1月27~29日の3日間、特別展示される。

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通常はLMP CARSの輸入車が並ぶ店舗になっているスペースを、期間限定でイカ娘フェラーリ関連のグッズ販売のスペースを設け、昨年のSUPER GTパドックでも登場した「海の家れもん」の看板も使用してイカ娘フェラーリをアピールしている。

また28日(土)の21時からは、ニコニコ生放送でイカ娘フェラーリに新加入した井口卓人の特集番組を放送予定。本人を迎えて、またファンも交えてのトーク番組。こちらも見逃せない。

■侵略29.新加入じゃなイカ!? ~イカティこと井口卓人選手~■
日程:1月28日(土)
時間:21:00 - 22:00
出演:井口卓人・広報moco
場所:海の家れもん@南青山
URL:http://live.nicovideo.jp/gate/lv79057215

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2月に新型マシンの発表を控えているため、2011年版イカ娘フェラーリのお披露目はこれが最後のチャンス。さらに第2期個人スポンサーの申込締め切りも迫っている。井口ファンの方も、個人スポンサーになってイカ娘フェラーリを応援していただきたい。

『記事:吉田 知弘』

SUPER GTの2012年カレンダー(改訂版)が発表。富士500km、鈴鹿1000kmが復活

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SUPER GTを運営する株式会社GTアソシエイションは18日、2012年のSUPER GTシリーズのカレンダー変更を発表した。

既に昨年10月に2012年カレンダーを発表していたSUPER GTだったが、今年から開催が始まる「2012 FIA World Endrece Championship(WEC)」の日本ラウンド(富士スピードウェイ)と第7戦オートポリスの日程が重なってしまうため、第6戦富士と第7戦オートポリスの日程を再調整した。また、例年11月中旬に開催されているJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP(富士スピードウェイ)も、ゴルフの太平洋マスターズと会場が近く、同日開催で周辺道路や交通関係、宿泊施設も混雑することから、例年より1週間遅い11月16~18日に変更された。

そして今回の発表では、各大会のレース距離も発表され、ゴールデンウィークに開催され第2戦富士は500km、夏休み開催の第5戦鈴鹿は伝統の1000kmに距離が戻され、昨年は見ることが出来なかった「SUPER GTでの耐久戦」が復活する。

今年はGT500クラスのホンダvs日産vsレクサスのワークス対決だけではなく、GT300でもスバルBRZ、アウディR8など、話題のマシンが続々と参戦表明をしており、昨年以上に盛り上がりを見せるシーズンになりそうだ。

【2012SUPER GTカレンダー(1月18日現在)】
■第1戦:岡山国際サーキット
3月31日・4月1日(決勝:300km)
■第2戦:富士スピードウェイ
5月3・4日(決勝:500km)
■第3戦:セパンインターナショナルサーキット
6月9・10日(決勝:300km)
■第4戦:スポーツランドSUGO
7月28・29日(決勝:300km)
■第5戦:鈴鹿サーキット
8月18・19日(決勝:1000km)
■第6戦:富士スピードウェイ
9月8・9日(決勝:300km)
■第7戦:オートポリス
9月29・30日(決勝:300km)
■第8戦:ツインリンクもてぎ
10月27・28日(決勝:250km)
◇特別戦:JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP/富士スピードウェイ
11月16・17・18日


『記事:吉田 知弘』

今年も「エヴァンゲリオン」が国内レースに登場!2月12日には決起集会を開催

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[2011年SUPER GT第6戦の決勝スタート前の様子]

2010年からSUPER GTや鈴鹿8耐、全日本ロードレース選手権などに参戦している「エヴァンゲリオンレーシング」の母体となっているラナ エンタテイメント株式会社は、2012年シリーズも国内レースを中心にレース活動を継続していく事を発表した。

参戦カテゴリーは昨年同様に4輪ではSUPER GT、2輪は全日本ロードレース選手権、さらに7月に鈴鹿サーキットで開催される鈴鹿8時間耐久ロードレースにも参戦予定。

気になる参戦チームの体制は、2月上旬にエヴァレーシングのホームページにて発表予定。さらに、新体制のお披露目イベントとして2月12日に幕張メッセ(千葉県)で開催される「ワンダーフェスティバル2012(冬)」に参加、エヴァレーシングのマシンやレースクイーンのお披露目が行われる。

エヴァレーシングHP
http://www.runat.co.jp/teamruna/evaracing11/
ワンダーフェスティバル2012公式HP
http://wf.kaiyodo.net/

1990年代から大人気となっているアニメを“モータースポーツ”という世界で完全再現しているエヴァレーシング。マシンカラーだけではなく、レースクイーンのコスチュームやチームメカニックのユニフォームまで忠実に「エヴァワールド」を再現していることで、2011年も各サーキットでは大人気で、ピットウォーク時の写真撮影が困難なほどだった。

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[左:2011年のSUPER GTで活躍したNo.2エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電。今年はどのマシンがエヴァカラーになるのか?]
[右:2011年のエヴァレーシングレースクイーンたち]

今年は秋に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 Q」の公開が予定されており、新作とコラボしたレースでのPR活動なども期待されている。
今年も、SUPER GTや全日本ロードレース選手権での、エヴァレーシングの活躍から目が離せない。

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[2011年FUJI SPRINT CUPのピットウォークの様子]


『記事:吉田 知弘』

来季のSUPER GTはさらに面白くなる!?GT300の規定変更に海外展開も視野に

JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPが行われた13日(日)、富士スピードウェイでSUPER GTを運営する株式会社GTアソシエイションの坂東正明会長が定例記者会見を行った。
今回の定例会見では、以前から各メーカー・チームと協議が続けられてきた「来季以降のGT300車両レギュレーション」を中心に、来季のSUPER GTの方針についていくつかの発表があった。

■GT300クラスの車両レギュレーション変更■
現在は、紫電、ガライヤ、カローラアクシオ、レガシィB4など国内メーカーが開発した「JAF-GT車両」と、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェといった強豪海外マシンの「FIA-GT3車両」の2種類のマシンが混在している。

今季までは性能面で圧倒的に上回るFIA-GT3車両を、JAF-GT車両の性能レベルに合わせ込む(FIA-GT3車両の性能に制限をかける)という方針だったが、来季の2012年以降は逆にFIA-GT3車両の性能レベルを基準にし、JAF-GT(GT300)車両のレベルアップを許可するとのこと。

これについて坂東会長は「GT300のポテンシャルアップをすることで国内メーカーの開発者に対して門戸を広げられるようにしたい」とコメントした。
これにより、今まで以上にGT500とGT300の性能差がなくなることになり、今までとは異なったSUPER GTの「2クラス混走レース」が展開されていく事になるだろう。

来季の全体的な規定変更点についても検討段階の項目がいくつか発表され、2日間で使用できるタイヤ本数制限を1セット減らす他、今まではスーパーラップ方式が中心で行われてきたSUPER GTの予選だが、来季以降は「2人のドライバーにスポットライトが当たるように」ということで、ノックアウト方式など、予選フォーマットの変更も検討されているとの事だ。

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[来季のSUPER GTの計画について発表する坂東会長]

■2013年以降に海外進出の予定■
これまで国内の各サーキットとマレーシアのセパンサーキットで開催されてきたSUPER GTだが、2013年以降は積極的に東南アジアを中心に海外進出をしていく方針である事を坂東会長は明らかにした。
「まずは来月韓国のコリアンインターナショナルサーキットで2013年からの開催に向けた仮調印を行ってきます。その他にも中国のズーハイなど、2013年以降の東南アジアを中心とした海外でのSUPER GT開催も現実的になり始めています。」

またSUPER GTというカテゴリーを東南アジアでの統一車両規則として、各国で同じルールでシリーズ戦をそれぞれ開催していく方向で、東南アジア各国のプロモーターにも働きかけを行っているとの事。各国で「SUPER GTシリーズ」を開催し、それぞれのチャンピオンが最後に集まってチャンピオン戦を行うという構想もあるとの事。

これについては、各国のプロモーターとの交渉も絡んでくるため、実現には数年かかる見込みだか、日本から発進した「SUPER GT」というカテゴリーがアジア全体での最高峰GT選手権に発展していく日も近いようだ。

■SUBARUが来季に新型マシン投入予定■
来季のSUPER GTの話題に関連して、定例会見の場でスバルのレーシングカー開発に携わるSTI(スバルテクニカルインターナショナル株式会社)が、富士重工業とトヨタ自動車で共同開発中の新型小型FRスポーツカー「SUBARU BRZ」をベースにしたレーシングカーを製作中であることを発表。そして、このBRZのレーシングカーで2012年のSUPER GT(GT300)クラスに参戦する計画中にあることが発表された。

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[今季参戦していたNo.62R&D SPORTS LEGACY B4(佐々木孝太/山野哲也)]

スバルはレガシィB4で2009年から参戦。今季はシリーズ戦で2勝し、GT300クラスランキング4位に輝いた。
そのレガシィB4で培ってきた「BOXER・FR」のノウハウを注ぎ込み、R&D SPORTとともに2012年は新型マシン「SUBARU BRZ」を投入する。

今季のシリーズ戦や、先日の富士スプリントカップでの強豪の海外GT勢と真っ向勝負を挑んでいたレガシィB4。その勇姿が来年から観られなくなるのは少々残念ではあるが、来季の新型マシンでチャンピオン奪還に臨むスバルに注目したい。

なお、SUBARU BRZでのGT300参戦計画の詳細は2012年1月開催予定の東京オートサロンにて発表される。

『記事:吉田 知弘』