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フォーミュラ・ニッポン 新規参戦ドライバー プライベートテスト J・P・デ・オリベイラがトップタイムをマーク!

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[トップタイムをマークしたJ・P・デ・オリベイラ]

2月26日(金)鈴鹿サーキットで新規参戦ドライバーを対象とした合同プライベートテストが行われた。
朝から雨が降るコンディションの中、TEAM IMPULからJ・P・デ・オリベイラ。ケイ・コッツォリーノ、ヘンキ・ワルドシュミットの2名がTeam LeMansからマシンをシェアする形で参加、さらに井口卓人がCERUMO/INGINGからの参加となり、合計4名の新規ドライバーが今期のシートをかけてテストを行った。
また、トヨタのエンジンテストを兼ね立川祐路が参加した。

午前午後ともにトップタイムをマークしたのはオリベイラ。2番手タイムを出した立川に1.2秒以上の差を付け2008年以来のフォーミュラ・ニッポン復帰に向けアピールした。
午前中、Team LeMansのマシンをドライブしたコッツォリーノは1分58秒342、午後からドライブしたワルドシュミットは1分58秒302。僅差でワルドシュミットがコッツォリーノを上回った。
井口は午前中に出した1分59秒302がベストタイムとなり5番手のタイムとなった。

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[総合3番手タイムを出したヘンキ・ワルドシュミット]

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[写真:中村写真事務所]

国内トップカテゴリーの夢の共演 鹿2&4レース 前売3900円で全席自由席&ゆうえんちパスポート付!

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今年も国内モータースポーツの開幕戦となる鈴鹿2&4レースが4月17日(土)公式予選・18日(日)決勝で開催されます。
そして、今年の2&4レースは観戦券がお求めやすい価格になりました!
前売り券は3900円(大人)でV2・V1席などお好きな席で観戦でき、なんとゆうえんちのパスポート1日付です!

他にも様々なイベントが用意されています。
詳細は公式ページをご覧下さい。

2輪と4輪が

■鈴鹿2&4レース公式ページ
http://www.suzukacircuit.jp/2and4/

フォーミュラ・ニッポン第5戦 鈴鹿サーキット@TOP3コメント

記者会見

優勝:L.デュバル(NAKAJIMA RACING)
「今日のレースは少し難しくハードなレース。まず自分のスタートの悪さにがっかりした。ここで良いスタートをして良い結果を出したかったのに2位になってしまうし、後ろからベン(ブノワ)がきて(チャンピオンシップ)ポイントのことが脳裏を横切った。5、6ラップくらいまでは調子が良かったが、オーバーステアがきつくてクルマをキープするのが大変だった。小暮の方が速かったし、2位でも9ポイントを獲得できるので安心していたところがあった。ピットストップでタイヤのプレッシャーを変えたら調子が上がって、小暮にトラブルが発生しスロー走行になったのでオーバーテイクした。そこからは100%の状態でプッシュしながらあまり無理をせず、最後まで頑張ればこのままいけると自信があった。これから更にチャンピオンシップは難しくなるので、気を抜かずにクルマをレベルアップしていかないといけない。
今回のレースに勝てて嬉しいが、チームメイトの小暮が優勝するだろうと思っていたし、それに納得も応援もしていたのでトラブルに見舞われ残念。僕は2位でも良かった。でもこれがレース」

2位:小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)
「フリーで走れなかったのでスタートで緊張していたが、ロイックがミスをして前に出られた。前半セッションはオーバーステアが本当につらく、ハンドルが切れない状態で走っていた。なるべくリアを使わずに走って、後半持たせようとしたのがうまくいって、マージンを築くことができた。タイヤを替えた後はマシンバランスが良くなって、1分45秒台とフルで走っていて、そこそこのペースで行けばこのままトップを守れるかと思った矢先、ギアが4速に固定してしまって『俺のレースもこれで終わったな』と思った。でもチームからも最後まで諦めるなと言われたし、いろいろラインを変えて考えながら走っていたら、神様が助けてくれたのか急に復活した。ロイックに離されているのは分かっていたけれど、プッシュすれば追い付くかなと思って攻めて走ったが、残り2周でまた固定してしまった。残り周回が少なくてよかった。チームが良いクルマを用意してくれたので(「良いクルマじゃないんだよ」と隣の中嶋監督から声がかかる)、これは予期せぬできごというか、誰がどう完璧にやっても起こってしまうもの。1位を狙えるクルマだったので1位じゃなくて悔しいが、次にまた頑張る」

3位:B.トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)
「スタートがとても良かったから3位が決まってしまった。なんとファーストコーナーで3位になってしまったので、これをキープするしかないと思った。前の2台には全然追い付かないし、彼らがオーバーステアじゃなかったらどれだけ速いんだと、今思うよ。想像してみて? 仕方ないので彼らのことは諦めて、僕がトップを走ってるというつもりで後ろとのギャップを開けながら走るのが今回の目標。途中、数台にペナルティが出たのを利用して自分のポジションをキープすることを考えた。タイヤのファーストセット、特にリアタイヤのプレッシャーが高くあまり良くなかった。ピットストップの時に下げてもらって、安定して走ることができた。小暮がギアのトラブルが出てチャンスだとも思ったんだけどね。NAKAJIMA RACINGに追い付くセッティングを今回なんとなく見つけた気がする。あまり試すチャンスがないので少しずつ、ひとつずつ試しながらクルマをセットアップしていけば近づけると思う」

中嶋 悟監督(NAKAJIMA RACING)
「やっと1、2フィニッシュができた。これまでなんとなくそれができそうな気配はあったが、なかなかうまくいかなかった。でも今日も完璧ではなかった。ロイックも終わった後無線で喋った後に『小暮に悪いな』と言っていたので良いやつだと。本当に(ギアが)復活というか復旧してくれて良かった。なんとか3位には収まって欲しいと思っていた。今日は小暮の素晴らしいスタートと素晴らしいレースになるのかと思っていたが、素直に終わらないのがレースだと改めて感じた」

フォーミュラ・ニッポン第5戦 鈴鹿サーキット@決勝

L.デュバルの走り

開幕以来のドライコンディションとなりそうな決勝。定刻通りレーススタートとなった。

ポールポジションスタートのL.デュバル(NAKAJIMA RACING)が少しミスをし、その隙に小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)が一気にトップで1コーナーに飛び込んだ。デュバルにランキングトップに並ばれたのB.トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)が6番手から3位に、A.ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が11番手から6位に大きくジャンプアップを魅せる。
しかし、このスタートでなんと5台ものマシンがジャンピングスタートの反則で、ドライブスルーペナルティを余儀なくされてしまう。未だ表彰台に上れない松田 次生(LAWSON TEAM IMPUL)、今日の表彰台争いに大きな期待がされる、成長著しい塚越 広大(HFDP RACING)、伊沢 拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)R.ライアン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、そしてロッテラーだ。ロッテラーも今シーズン、自身の速さを発揮できないまま。ここから怒濤の巻き返しを狙う。

3戦連続優勝を獲得している、NAKAJIMA RACING。ここでもこの2台の勢いは止まらない。
序盤から3位以下を引き離しにかかる。中でも今日の主役は小暮。
中盤、各車がピットインする頃には、トップの小暮は僚友デュバルをも10秒以上、3位を走るトレルイエには30秒以上の差をつけ、余裕でトップをキープ。ピットアウト後にもセクターのベストタイムを出しながら、圧倒的な速さを魅せつける。

この鈴鹿は暑さとの戦い。非常に過酷なコンディションの中、序盤から既にペースを落としてしまうドライバーが続出し、ピットインの前までに1'46台で走っているのは1、2位のみとなっていた。

14周目、ペナルティを受けながら追い上げてきた松田が、オーバーテイクシステムボタンを使いながら、シケインで大嶋 和也(PETRONAS TEAM TOM'S)をかわしポイント圏内に浮上。大嶋は28周目には同じシケインで塚越にかわされてしまう。
15周目にR.ライアン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がピットインしたのを皮切りに、各車が続々とタイヤ交換、給油を行った。
最後に満を持してピットに入った松田だったが、右フロントタイヤが外れないというクルーの痛恨のミスにより、大きなタイムロスをしてしまった。またしてもポイント圏外になってしまうのか。ロッテラーの前に入り、1'45台の好タイムで走行を重ねる彼を押さえなんとか8位を守り、立川 祐路(CERUMO/INGING)をもパスし7位に。更に前を狙いにかかる。

余裕の走りを魅せていた小暮だったが、34周目にまさかのスロー走行。マシンにトラブルか?
デュバルにトップを明け渡し2位に後退。トレルイエにも追い付かれるかと思った矢先、トラブルが解消されたのか、再びタイムが1'47台に戻る。
更に誰もいないところでボタンを使い、「ひとりオーバーテイク」でファステストラップ(40周/1'45.191)を記録した。

デュバルが2戦連続のポールトゥウィンで今季3勝目を飾り、小暮が意地の2位でNAKAJIMA RACINGが念願の1、2位フィニッシュ、ブノワがスタートから順位を守ってゴール。
その矢先、130Rで大きなアクシデントが起こる。
終盤、激しい6位争いを繰り広げていた国本 京佑(Team LeMans)と松田が接触してしまい、2台ともコースアウト。怒り心頭の松田。しかしゴール目前で国本も、初ポイントのチャンスを最後の最後に失ってしまい悔しい結果となってしまった。

L.デュバル 表彰式

フォーミュラ・ニッポン第5戦 鈴鹿サーキット@決勝ライブ

第4戦富士に続き、今回も決勝ライブを試行します!

決勝スタートは14時30分
ライブ開始は14時からです!

多くの皆さんの参加をお待ちしています。

ライブを別ウインドウを開く場合はこちら!