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フォーミュラ・ニッポン第1戦、TOP3インタビュー!

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小暮卓史(NAKAJIMA RACIG)
今年に入ってSUPER GTを含めて全てポールがとれているの本当に嬉しいです。Q1は中古タイヤでQ2も同じ作戦でいいところにいけるかなと思ったらそれほど良くなくQ3が心配だったけど、攻めるだけ攻め良いタイムがでました。本当にチームのお陰です。テストでは38秒台中盤が出ていたので今回も上手く行けば38秒台が出るんじゃないかなと想定はしていました。220キロで短いレースでPPの優位性があると思うので、落ち着いてレースしていきたいと思います。

石浦宏明(Team Le Mans)
今日のコンディションを考えると38秒台に入るだろうなと予想していました。Q1とQ2とタイムを上げQ3はコンディションもよくなるし38秒台にいけると思っていたので悔しいですね。ただ、2番手も悪い位置ではないのでポジティブにいきたいと思います。決勝に向けてこの位置なら優勝も狙えるので初優勝を狙って頑張っていきます。

JP・デ・オリベイラ(Mobil 1 TEAM IMPUL)
良いセッションだったと思います。セッション毎にマシンも良くなりました。セッティングに関しても、まだまだ改善の余地があります。2007年と2008年に比べるとマシンも変わり最高速が速くなりドライビングスタイルを変え、Q3に進出できるよう頑張りました。明日はもっといい状態で走れると思うので自信があります。

※セッション後の再車検で石浦のマシンが「スキッドブロック最低厚み規定不適合」(2010国内競技車輌規則 13章2条2.13.1) d)違反)のために、不合格となった。石浦は訓戒処分を受けると同時に、明日のレースではピットスタートというペナルティーを受けることになった。

1分38秒917の驚異的タイムをマークした小暮が開幕戦のPPを獲得!

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フォーミュラ・ニッポン開幕戦の予選が13時30分から始まった。
本大会はF1スタイルのノックアウト方式を採用。白熱のタイムアタック合戦が繰り広げられた。

Q1上位5台がコースレコードを上回るラップを記録。
K・コッツォリーノ(Team Le Mans)、井口卓人(DELIZIEFOLLIE/CERUMO-INGING)、平中克幸(KCMG)、の3名がQ1敗退となった。

10分のインターバルの後、Q3に進出できる8台を決める戦いが始まった。
Q1でもトップタイムをマークしたL・デュバル(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が38秒台まで0.073秒と迫る1分39秒073を叩き出しトップとなった。山本尚貴(NAKAJIMA RACIG)はボーダーラインの8番手のタイムでルーキー勢でただ一人Q3に進出することになった。

ポールポジションから8位までのグリッドを決めるQ3が始まった。
セッション残り4分で各車がコースイン。一回のアタックにかけた。
白熱のタイムアタック合戦を制したのは、2番手に0.539秒の差をつけ38秒台を叩き出した小暮卓史、2番手に石浦宏明、3番手にJP・デ・オリベイラがはいった。
なお、セッション終了間際に最終コーナーでL・デュバルがクラッシュ、赤旗によりそのままセッションが終了した。

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[写真:AKIYAMA]

フォーミュラ・ニッポン第1戦 フリー走行 小暮がコースレコードを記録!

昨晩まで降った雨も止み好天に恵まれた鈴鹿サーキット。
フォーミュラ・ニッポンがいよいよ開幕する!

西コースの路面はほぼ乾いてきたが、東コースにはまだウェットパッチが残る中、フォーミュラ・ニッポンフリー走行が行われ、小暮卓史(NAKAJIMA RACIG)がコースレコードの1分39秒764でトップにたった。
続いて、同じく40秒をきったA・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が2番手に、3番手に石浦宏明(Team Le Mans)がはいった。ルーキー勢のトップは小暮のチームメイトの山本尚貴(NAKAJIMA RACIG)の6番手となった。

この後、13時30分よりノックアウト方式による予選が行われる。

現地の速報はTwitterをチェック!

◆観戦塾専用アカウント
http://twitter.com/y_yanto

◆鈴鹿サーキット公式アカウント
http://twitter.com/suzuka_event

フォーミュラ・ニッポン体制発表会開催 新規2チームが参戦し計14台によるバトルが開幕する

3月7日(日)、鈴鹿サーキットで開催中のモータースポーツ感謝デーの会場で2010年フォーミュラ・ニッポン体制発表会が行われた。
冒頭の挨拶でJRPの中嶋悟代表は「半年ぶりに見るフォーミュラマシンは迫力があるし格好いい。是非みなさんに見ていただきたい。」とフォーミュラレースの魅力を語った。

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[挨拶するJRPの中嶋悟代表]

続いて、開催概要が発表され、各レースの距離や給油義務、また最終戦鈴鹿では2レース制となり優勝者にはボーナスポイントが与えられることなどが発表された。

あわせて新規参入チームも発表され、参加台数は昨年より1台増え計14台、チームもMOTUL TEAM 無限、KCMGの新たな2チームが加わる事が明らかとなった。
チーム体制は、昨年NAKAJIMA RACINGでシリーズチャンピオンを獲得したL・デュバル選手が、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGに移籍。TEAM IMPULはB・トレルイエ選手と松田次生選手が退き、平手晃平選手と1年ぶりに復帰するJP・デ・オリベイラ選手との2台体制に。
新規参入チームの無限には、井出有治選手。KCMGにはオリベイラ選手同様、平中克幸選手が1年ぶりに復帰する事となった。

注目のフォーミュラ・ニッポン開幕戦は、鈴鹿サーキットで4月17日、18日に行われる。

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※L・デュバル選手はテストのため不参加

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フォーミュラ・ニッポン合同テスト 小暮卓史が1分38秒618と驚異的なタイムを記録!

2年目の新生フォーミュラ・ニッポンは小暮卓史が1分38秒618と驚異的なタイムを記録!

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トップタイムを叩き出した小暮卓史の走り

2010モータースポーツファン感謝デーの翌3月8日(月)から2日間の日程でフォーミュラ・ニッポンの合同テストが行われ、参戦予定の15台(昨年のチャンピオンのL・デュバルは海外でのマシンテストのため、代わりにR・ライアンがテスト走行を担当)が参加した。
フォーミュラ・ニッポンのマシンは昨年シャシーが一新、エンジンもトヨタ・Hondaが供給するV型8気筒3400ccエンジンを搭載し速さが増したが、2年目となり成熟したマシンはさらに速さを発揮。早い段階で2007年の第9戦公式予選で小暮卓史(ナカジマ・レーシング)が記録した1分40秒510のコースレコードを上回り、最終的には小暮が自身のコースレコードより約2秒近く速い1分38秒618を記録した。2番手以降も石浦宏明(チーム・ルマン)、塚越広大(HFDPレーシング)、A・ロッテラー(ペトロナス・チーム・トムス)、伊沢拓也(ドコモ・チーム・ダンデライアン・レーシング)までが1分38秒台、ルーキーの山本尚貴(ナカジマ・レーシング)、J・P・デ・オリベイラ(チーム・インパル)、R・ライアン(ドコモ・チーム・ダンデライアン・レーシング)、平手晃平(チーム・インパル)、大島和也(ペトロナス・チーム・トムス)までが1分39秒台、そして11番手のK・コッツォリーノまでがコースレコードを上回るタイムを記録。多くのマシンが一気に速さを増し、これまでに経験したことのない領域へと入ってきた。
トップタイムを記録した小暮は「38秒台を出した他のマシンもどんな状態で走っているかわからないので、油断はできない。開幕戦に向けてもっと車を良くしなければならない」と、トップタイムでもまだ満足していない様子だった。
この合同テストは9日(火)も引き続き開催。そして2010年シーズン公式レースは2輪ロードレースJSB1000と同日開催となる「鈴鹿2&4レース(4月18日決勝)」で開幕する。

[記事・写真:鈴鹿サーキット]