本日を持ちまして、2011年のF1日本GPのファンイベントも含めて、全日程が終了しました。
振り返れば、9月28日(水)に中部国際空港(セントレア)にF1マシンが上陸してから、約2週間にわたってF1日本GPの「お祭りウィーク」となりましたが、皆さんにとって充実した時間だったのではないでしょうか?
今年は2002年以来、9年ぶりに金・土・日の3日間が快晴に恵まれた鈴鹿サーキット。その前日となる木曜特別ピットウォークから本当に多くのファンが来場され、鈴鹿を隅から隅まで楽しんでいる姿が印象的でした。
そうやって“F1サーカスを温かく迎えてくれる”“本当にF1を愛しているファンが多い”ということもあり、木曜日のサイン会では、一人一人に笑顔でサインをする各ドライバーたち。
金曜日フリー走行では、初めてF1を観に鈴鹿を訪れたファンが、その迫力に感動している姿もたくさん見ることができました!
土曜日の公式予選では、皆さんが一致団結して熱い声援を送った小林可夢偉が、Q1で堂々のトップ通過、Q2を最後のタイムアタックを成功させQ3進出という劇的な予選を魅せてくれました。
日曜日の決勝レースも、バトン、アロンソ、ベッテルの現役チャンピオン経験者による優勝争いが白熱!そして、何といっても8年ぶりに鈴鹿でワールドチャンピオンが誕生するレースとなりました。おそらく、ここ数年でF1に興味を持って鈴鹿に通い始めているファンの皆さんにとっては、初めての瞬間だったのではないかと思います。
こうして、あっという間に終わったF1日本GP。
すでに「F1日本GPシック」にかかっている方も多いのではないでしょうか?(笑)
でも、このレースイベントは1年に1度だけ、あの場所に集まるからこそ、ワクワクするし、現地でも笑顔が絶えないし、また終わってしまうと寂しく感じてしまうものなのだと思います。
だから「寂しい」と思うのではなく、「今年以上に来年はもっと楽しもう!」と思っていいただけると幸いです。
その際は是非、お友達、ご家族、恋人を誘っていただいて、楽しいF1日本GPの週末を、より多くの人と来年も一緒に楽しみましょう!
最後に、今年のF1日本GPを振り返るスライドショーを作成しましたので、是非ご覧ください。
『記事:吉田 知弘』