大興奮の予選から一夜明け、15日(日)決勝日を迎えた鈴鹿サーキット。
昨日以上に晴天に恵まれたサーキットには、朝から「鈴鹿でのレース開幕」を待ちに待った多くのファンが集まっている。
今回は、2輪と4輪の同時開催で、両レースのファンが多く来場し、朝からサーキット周辺の駐車場が混雑し、大会公式プログラムも今朝完売したというニュースも飛び込んできた。
サーキットでは、朝8時からJSB1000のフリー走行、8時45分からフォーミュラ・ニッポンのフリー走行が行われた。
JSB1000では、昨日ポールポジションを獲得した秋吉が、途中転倒するハプニングがあったものの、トップタイムを記録。
フォーミュラニッポンでは、昨日Q3進出を逃した大嶋和也がトップタイムを記録。ポールポジションを獲得した山本尚貴も5番手タイムを記録し、決勝レースに向けてのマシン・コースコンディションの確認を行っていた。
この後、12時00分からJSB1000の決勝(15周)、13時45分フォーミュラニッポンの決勝(38周)が行われる。
JSB1000は秋吉を中心に、トップ集団が非常に僅差となっている状態だったが、今朝のフリー走行タイムでは秋吉が一歩抜け出している。
大混戦となるか?秋吉の独走となるか?非常に注目のレースになりそうだ。
そしてフォーミュラニッポン決勝。注目はなんと言ってもPPスタートの山本が初優勝を決めるか?
昨日、調子の上がらなかったロッテラー、小暮なども今朝のフリー走行では調子がよく、ラップタイムペースも上位陣に関しては僅差の状態。
抜きにくい鈴鹿サーキットで、どんなバトルが、駆け引きが見られるか?注目したい。
[フリー走行前、パドックでファンにサインをする山本尚貴]
また、グランドスタンド裏では、色々なイベントも開催されているため、レース以外でも楽しめる一日となりそうだ。
『記事:吉田 知弘(ビギナー観戦塾)』