世界三大レースの一つであるインディ500で、日本人ドライバー初の優勝を飾った佐藤琢磨。その功績を讃えられ、8月4日に首相官邸にて「内閣総理大臣顕彰」を受賞した。
内閣総理大臣顕彰は国や社会に貢献し、顕著な功績があった個人や法人に対して検証されるもので、過去には柔道のオリンピック金メダリストである田村亮子氏や将棋の羽生善治氏、宇宙飛行士の若田光一などがいる。
今回の内閣総理大臣顕彰は、2016年6月に囲碁史上初の七大タイトルをした井上裕太以来、約1年ぶり。先日の閣議で顕彰授与が決定した。
当日は、琢磨もシーズン中の忙しい合間を縫って帰国し、首相官邸で安倍晋三首相から直接顕彰を受け取った。また、返礼としてインディ500優勝記念置物「ヤード・オブ・ブリックス」が贈呈した。
琢磨は、顕彰受賞について「改めて、内閣総理大臣顕彰という名誉ある賞を頂くことができ、多くの方々に心より感謝を申し上げます。顕彰式ではレースとは違った緊張感がありましたが、安倍内閣総理大臣から顕彰状を受け取ったときは、非常に感動致しました。この賞が日本のモータースポーツの盛り上げの良いきっかけになること期待しています。ともおっしゃって頂きました。これからも、さらなる高みを目指して邁進して行きたいと思います」とコメントした。
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