トヨタは2日、2017年のWEC(世界耐久選手権)及びル・マン24時間レースの参戦体制を発表。昨年の雪辱を果たすべく、新体制で臨むことを明らかにした。
昨年、トヨタはル・マン優勝に焦点をあてて参戦。その目標通り、決勝では終盤まで力強い走りをみせたが、残り3分でトップを走ってい5号車がまさかのストップ。優勝目前というところで、涙をのんだ。
今年は何としても優勝をつかむべく、第2戦スパと第3戦ル・マンでは3台体制にすることを決定。WECのシリーズフル参戦に関しては、これまで通り2台体制のままとなる。
そのドライバーだが、少々驚きのものとなった。カーナンバー未発表だが、1台目は昨年の5号車同様にセバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン/中嶋一貴の布陣。2台目にはマイク・コンウェイ/小林可夢偉に加えて、昨年WTCCでチャンピオンを獲得したホセ・マリア・ロペスの加入。LMP1のワークスチームからフル参戦することになる。
そして第2・3戦のみスポット参戦する3台目はステファン・サラザンのみが決定しているが、残る2名のドライバーについては未発表。おそらく後日明らかになりそうだ。
発表で挨拶した嵯峨専務は「我々は負け嫌い。今年は是非雪辱を果たしたいです」と力強くコメント。早くも「必勝」という気迫が伝わって来る体制発表となった。
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