10月9日に決勝が行われた2016F1日本グランプリ。翌日の鈴鹿サーキットでは、恒例のファンミーティングが開催され、多くのファンが集まった。
今年は久しぶりの3連休開催で10日(月)が祝日。これを利用して朝から多くのファンがゲート前に列を作った。
この日来場された観戦チケットを持っているファンには、ウィナーズカードが配布。昨日の決勝で表彰台に上ったニコ・ロズベルグ、マックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトンのポディウムでの様子がカードになってファンに配布された。
またピットやパドックは、決勝レースから一夜明け各チームの搬出作業は終了。メインストレートには各チームの機材が収納されたコンテナが所狭しと並べられ、華やかだったパドックやGPスクエアも撤収作業が進んでいる。
午前10時からはトークショーがスタート。インディカー・シリーズで活躍中の佐藤琢磨とGP2で戦う松下信治が登場。昨日のレースを振り返るとともに、2人が参戦するレースでのことについてなど、様々な話が飛び出し、ファンも時間を忘れて聞き入っていた。
また今回はキッズ・ファミリー用にスタンド最前列にエリアが設けられ、子どもたちから2人への質問コーナーも「鈴鹿サーキットの得意なコーナーと難しいコーナーを教えてください」など、大人顔負けの質問も出てきていた。
トークショー後は、恒例のメインストレートウォークが開催。コース上はコンテナがあるため入場が制限されるエリアもあったが、トップ10のグリッドスペースは入場可能となっており、表彰台に上った3人の等身大パネルも展示。また、それぞれのドライバーを応援するファンは、決勝でついたグリッドのところへ行って記念撮影。やはり一番人気はニコ・ロズベルグ(メルセデス)がスタートしたポールポジションやセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がついた6番グリッド。さらにキミ・ライコネンの8番グリッドが人気だった。
最終コーナー方面には、コンテナに積まれたセーフティカーとメディカルカーも登場。これだけ近くで見られるものではないので、デジカメやスマートフォンで写真撮影をしていた。また大型ビジョンでは昨日のレース映像のプレイバック上映も行われ、決勝レースの感動や興奮を思い出しながら観ているファンも多かった。
これで、6日(木)から始まった計5日間に及ぶ日本グランプリのレースウィークイベントが全て終了。来年は、2017年の10月6〜8日に開催される予定となっている。
最後まで熱心に足を運んでくれたファンは「また来年!」を合言葉に、サーキットを後にしていた。
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