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【SF】富士スピードウェイでメーカーテスト開催、もてぎ限定登場の新タイヤが登場
- 2016/7/18
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2016全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦から一夜明けた富士スピードウェイで、全車が参加してのメーカーテストが行われた。
今回は、第4戦もてぎ限定で導入されるヨコハマタイヤの新タイヤが登場した。もてぎ戦限定で新しい取り組みとして、週末にミディアムタイヤ(従来のコンパウンド)とソフトタイヤ(今回新しく用意したコンパウンド)が供給され、決勝レースでは2種類を必ず使用しなければいけないというルール。少し前のF1に似たフォーマットが採用される。
なお、外見からも簡単に判別できるように、ソフトタイヤには従来のロゴマークに加えて赤いマークをサイドウォールに入れてある。
それを試せる唯一のチャンス。ドライバーに2セットずつ配られ午前と午後の各1時間30分セッションに臨んだ。
また昨日のレースでトラブルやアクシデントに見舞われたマシンも修復されてテストに参加。フリー走行で大クラッシュを喫した中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)には、急きょホンダのテストカーが持ち込まれ、これに乗って参加した。
午前中のセッションでは、全車がマシンチェックとコースコンディションの確認も兼ねてミディアムタイヤで走行したが、開始から20分ほどが経過したところで塚越広大、伊沢拓也(REAL ARCING)がソフトタイヤを履いてコースイン。同じタイミングで山本尚貴(TEAM無限)もソフトタイヤを装着した。
その後、ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TeamLeMans)が1コーナーでスピンを喫し赤旗中断になるが、セッションが再開されると、続々とソフトタイヤを導入。午前中は石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)がトップタイムを記録した。
午後も1時間30分のセッション。直前にスコールのような感じで雨が降り、一瞬ウエットコンディションになったが、すぐに天候が回復し路面もドライに。何度かコースオフする車両やコース上のデブリ回収のために赤旗中断とはなったが、セッション後半には各車がソフトタイヤを投入し積極的に周回を重ねた。
そして、残り10分を切ったところで新品ソフトタイヤを履いて続々とコースイン。やはり予選でどれくらいのパフォーマンスが発揮されるか確認しておきたいところなのだろう。
最後はいつものテスト通りのタイムアタック合戦となり、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分23秒540でトップタイム。2番手には山本が0.161秒差で続き、3番手には関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が入った。
トップタイムを記録したオリベイラは「ソフトタイヤはグリップ力が高いね。コーナーでもブレーキングでも良い性能を発揮してくれる。みんなが思っている以上に良いタイヤだと思うよ。正直、今詳細な戦略について予想するのは難しいけど、ソフトとミディアムはペース的な差はラップあたり約1秒。その辺では大きく違うタイヤだと思う」と新しいタイヤの印象を語ってくれた。
注目の第4戦もてぎは8月20・21日にツインリンクもてぎで開催。今年は例年以上に熱いバトルがもてぎで見られるかもしれない。
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