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【SF】オートポリス代替えの岡山大会、両日開催の理由・ポイントシステムなど詳細が明らかに
- 2016/7/16
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2016年のシリーズ第5戦が岡山国際サーキットで開催されることが発表された全日本スーパーフォーミュラ選手権。第3戦が行なわれている富士スピードウェイでメディア関係者を囲んでの「サタデーミーティング」が開かれ、その詳細なレースフォーマットなどが明らかになった。
当初はオートポリスで9月10・11日に開催を予定していたが4月に発生した平成28年熊本地震の影響で、サーキットや周辺道路などに被害が出て、開催中止が決定。その代替開催について模索がなされてきた。
今回、同日程で岡山に決まったことについてJRPの倉下社長は「いろんな可能性で検討してきました。別の日程という案もありましたが、参戦ドライバーにはWECにも出場しているドライバーも多くいます。そことのスケジュールの兼ね合いを考えると、同じ9月10・11日で行おうと決まりました。さらに会場について。その中で第2戦があのような形で終わってしまったということ、また西日本のファンの皆様から代替は是非西日本で開催してほしいという声もたくさん上がっており、岡山国際サーキットでの開催する形で決定しました」
また今回についてはレースフォーマットが通常よりも大きく異なる。今回の会見で明らかになったのは以下の通りだ。
【レース1/9月10日(土)予選・決勝同日開催】
フリー走行(60分)が行われ、20分間の公式予選を行い、そこでのベストタイムでレース1のグリッドが決定(ポールポジションにボーナスの1ポイント付与)。決勝レースは30周で行われる。
【レース2/9月11日(日)予選・決勝同日開催】
フリー走行はなし。ノックアウト予選を変則2ラウンドで実施。Q1では9位以下が脱落しグリッド決定。Q2はトップ8で上位グリッドが決定(ポールポジションにボーナスの1ポイント付与)。決勝レースは51周でこちらはタイヤ交換義務が発生する。
なおポイントシステムについては2レース制と同じで、1位5ポイント、2位ポイント、3位3ポイント…となり、優勝ボーナスポイント(+3ポイント)は今回最終戦ではないため付かないという。また前述でも触れた通り、各レースのポールポジションにはボーナスの1ポイントが追加される。
また今年から全戦で行っている金曜の専有走行に関しては、この第5戦では行わないとのことだ。
これまで、最終戦を始め何度か2レース制は実施されてきたが、土・日の各日で決勝を行うのは例がないこと。これについてはJRPのレースフォーマットなどに携わるJRPの山口氏は「第2戦が雨で赤旗途中終了になったことも踏まえて、天候リスクの備えということでこの大会に限り、土曜日にも決勝レースを行うことで決定しました」とコメント。いずれにしても、土曜日もスーパーフォーミュラのレースを楽しめる数少ない大会となりそうだ。
またレース2の予選が変則的なノックアウト方式になったことについては、「2日間で使用できるタイヤは統一規則と変わらず新品4セット、前大会の持ち越しタイヤが2セット。ただ予選・決勝を土日に分けることによりまして、ノックアウト予選をQ3まで実施してしまうと新品タイヤが不足する可能性があります。そこで日曜のノックアウト予選を2ラウンドにしました」とのことだ。
なお、その他の詳細については現在調整を進めているところ。通常よりかなり変則的なフォーマットにはなるが、できる限り早いうちには明らかになるだろう。
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