今月末からいよいよ中盤戦が始まるSUPER GT。それを前に7月8・9日にわたって鈴鹿サーキットで公式合同テストがスタート。初日午前のセッションではNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rが最速タイムをマークした。
当初は2日間で計4セッションとも均等にテスト時間が設けられていたが、2日目は天候悪化になる予報が出ていたこともあり、急遽初日のセッション1の走行時間を2時間40分に伸ばして行われた。それでも、朝からポツポツと雨が降り始め、早々にウエットコンディションになるのかと心配されたが最後までドライのままセッションが進行。途中コースオフ車両を回収するため2回赤旗中断があったものの、特に大きな波乱もなく最初のセッションを終えた。
GT500クラスは全15台が参加。主に後半戦に向けてたマシンのセットアップと来月の鈴鹿1000kmに向けたタイヤテストがメイン。各車とも積極的に走り込みプログラムを消化。そんな中で速さを見せたのがNo.46 CRAFTSPORTS GT-R(本山哲/千代勝正)。今季2戦とも好調な走りを見せていたが、ここ鈴鹿でもそのままの勢いで1分48秒963をマークした。しかし、ライバル勢もしっかりタイムを出しており2番手にはNo.38ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明)が0.1秒差、3番手にはNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也)が0.2秒差で続き。トップから10位のNo.15ドラゴモデューロNSX CONCEPT-GT(武藤英紀/オリバー・ターベイ)までが1秒以内にひしめいている。
GT300クラスは、鈴鹿1000kmで参戦する予定の第3ドライバーも多数登場。午前中から積極的に周回を重ねていた。トップタイムはNo.2シンティアム・アップル・ロータス(高橋一穂/加藤寛規/牧野任祐)が1分58秒411を記録。早速2番手以下に0.7秒の大差をつけた。今回、第3ドライバーには全日本F3に参戦中の牧野が参加。この後の走りにも注目が集まる。
2番手にはNo.25VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝充/山下健太)、3番手にはNo.31TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一)が続いた。
午後は14時00分からセッション2がスタート。15時50分まで混走で行われ、その後10分ずつGT300、GT500と専有走行が予定されている。
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