2016年のSUPER GT開幕まで3週間に迫った中、毎年恒例の公式合同テストが岡山国際サーキットで19・20日の2日間にわたって開催された。
今回は三連休での開催だったこととと、2日とも天候に恵まれたため多くのファンが来場。特に2日目はサーキット周辺は大渋滞となり、オープンピットも、マシンやドライバーを一目見ようと、多くのファンで賑わった。
大半のファンのお目当ては、今季仕様にカラーリングされた各マシン。GT500クラスは外観の形状変更ができないため、ほとんどのチームが2016仕様のカラーリングで登場。毎年テストカラー「フェイズ1」を岡山テストで導入していたNo.100RAYBRIG NSX CONCEPT-GTも実戦仕様のカラーリングが早くも導入。このほかにも今年大きくカラーリングが変わるNo.6WAKO’S 4CR RC FやNo.24フォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rに注目が集まっている様子。
またGT300クラスは、各メーカーがFIA-GT3車両をモデルチェンジさせたのに伴い、新しいマシンも続々登場。メルセデスAMG GT3やランボルギーニ・ウラカン、またポルシェやアウディにも注目が集まっていた。
GT500クラスはレクサス勢が2日間とも速さを見せ、初日は大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組の6号車が1分18秒877を記録。2日目はNo.37KeePer TOM’S RC Fが1分18秒918でトップタイムを記録。日産勢、ホンダ勢に対して早くもアドバンテージをつけるような走りをみせていた。
GT300クラスは初日に新型に変わったaprプリウスGTの31号車がトップタイムを記録するが、2日目の午前にトラブルが発生。No.88マネパランボルギーニ GT3が1分26秒045で2日目の総合トップとなった。
開幕戦は4月9・10日に同じ岡山国際サーキットで開催。今年はテストからシリーズ戦を上回る大盛況ぶりとなり、例年になくSUPER GTへの注目が集まっている。おそらく開幕戦も、昨年を大きく上回る盛り上がりになることは間違いなさそう。そして、白熱したレース展開も期待できそうだ。
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