【SF】KONDO Racingが2016年ドライバーを発表!ロシター&ブラーの2台体制継続

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 KONDO Racingは3日、未定となっていたスーパーフォーミュラの参戦ドライバーを発表。今年もジェームス・ロシターとウィリアム・ブラーで2台体制を継続する。

 本来なら2月4日のトヨタ・モータースポーツ体制発表で公表される予定だったが、当日までにドライバーが決まり切らず「調整中」という形になっていた。関係者らの情報によると、ロシターのチームインパルへの移籍話が水面下であったというウワサ。結局はKONDO Racingに留まることになった。

 チームメイトのウィリアム・ブラーも昨年11月の鈴鹿テストには参加しておらず、1年のみの参戦で終わりかと思われたが、引き続き日本のトップカテゴリーに挑戦することになる。なお車両名は2台とも「フジ・コーポレーション KONDO SF14」で、チーム監督は近藤真彦氏だ。

 昨年は特にロシターが光る走りをところどころで見せており、今年こそチームとしては2008年以来となる優勝、ロシター自身にとってはSF初勝利に期待がかかる。またブラーにとっては、昨年全く初めての日本のレースということで経験不足が露呈してしまった部分もあったが、今年は2年目ということで、その辺の言い訳もきかない。彼にとっても勝負の年になりそうだ。

 なお、2人は3月14・15日に鈴鹿サーキットで行われる公開合同テストに参加予定だ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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