- Home
- SUPER FORMULA
- 【SF】GP2王者のバンドーン、気になる来季SF参戦については「いい感じ」
【SF】GP2王者のバンドーン、気になる来季SF参戦については「いい感じ」
- 2015/12/1
- SUPER FORMULA
- コメントを書く
11月25・26日に鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラのメーカー・ルーキーテストに参加したストフェル・バンドーンが、テスト参加の経緯と来季の動向について語った。
GP2最終ラウンドの兼ね合いもあり、初日のみの参加となったバンドーン。40号車のDOCOMO TEAM DANDELION RACINGのマシンに乗り込み、グリーンシグナルが点灯するとコースイン。勢力的にドライブをしたが、1時間近く走ったところでエンジン系のトラブルが発生し、残念ながら午前の走行はそこで終了。貴重なドライコンディションでは不完全燃焼に終わってしまった。
午後はウエットコンディションとなりながらも、最後までプログラムをこなし、初のスーパーフォーミュラテストを終了した。
初日に設けられた囲み取材の場に登場したバンドーンは、集まった報道陣に「オハヨウゴザイマス」と流暢な日本語で挨拶。いつもとは異なり日本のメディア関係者に囲まれて「まるでルイス・ハミルトンになった気分だよ」と笑って答えるなど、リラックスした表情だった。
まずは初めてドライブしたスーパーフォーミュラのSF14についてバンドーンは「トラブルがあってドライでの走行時間は限られたけど、鈴鹿で走るという経験ができて嬉しかったね。スーパーフォーミュラのクイックなマシンも体験できて良かったよ。ターボだけあってコーナーでの立ち上がりではパワフルだったね。ただストレートスピードはGP2の方が速いかもしれないけど、コーナリングスピードはF1以上に感じた」と、非常に関心を持っていた様子。
「GP2はチャンピオンを獲得したけど、来季のF1のレギュラーシート獲得というのは難しい。そこでスーパーフォーミュラという選択肢も考えていて今回のテストに参加した。前からスーパーフォーミュラでの走行経験もしたかったので、この機会を与えてくれたホンダとダンディライアンに感謝している。マシンのフィーリングと、ハイレベルなチャンピオンを自分の目で確かめてみたかった。来年参戦が実現するかについては、これからの話し合いで決まると思う」
また現在はマクラーレン・ホンダのリザーブドライバーを務めるバンドーン。彼もF1で数々の名勝負を生んできた鈴鹿サーキットでは初ドライブに、興奮した表情をみせていた。
「9月に日本GPの時にも来たけど、ドライブするのは今回がもちろん初めて。本当に良い経験になったよ。特にセクター1は最高。F1よりも速いんじゃないかと思うくらいだった。また伝統的なオールドタイプのコースで、1周1周を噛みしめて走って、自分の限界を一つ一つ確かめながら走ることができた」
そして気になる来季の話になると、意外にも前向き気味のコメント。「まだ何とも言えないし、来年のことを見極めるために今回のテストをしているので、これから色々話し合っていくことになるだろう。でも、、、、いい感じだと思うよ」と笑顔で締めくくった。
来季はマクラーレンのリザーブドライバーも決まっているため、実際に参戦するかというのは未知数だが、GP2王者のスーパーフォーミュラ参戦も、可能性としては少なからずありそうだ。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。