JSB1000クラスのレース1はウォームアップラップ中にハイサイドで1台が転倒しスタートディレイが宣告され、1周減の9周で争われた。
ホールショットは3番手からスタートした高橋巧(MuSASHi RT ハルク・プロ)。2番手は加賀山就臣(Team KAGAYAMA)、ポールポジションからスタートした中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)は3番手で最初の1周を終える。
2番手からスタートした津田拓也(ヨシムラスズキシェルアドバンス)は出遅れ1周目5番手まで順位を落とすが3周目のシケインで加賀山を、6周目には渡辺一樹(Team GREEN)を交わし3番手まで浮上。
中須賀は2周目の1コーナーで前を行く加賀山をパスし、130R手前でトップを走る高橋をパス、あっという間にトップに浮上すると後続をぐんぐん引き離し2位と3.734のギャップを作る完璧なレース展開で優勝、JSB1000クラスで誰も成し得なかった4連覇を達成し、6度目のチャンピオンを獲得した。
ファイナルラップは前を行く高橋とテールトゥノーズの激しいバトルを展開し、ストレートで速さを魅せる津田がバックストレッチで高橋をパスし2位となった。
レース1を終えランキング3位に浮上した渡辺とランキング3位から4位に順位を落とした野左根航汰(YAMALUBE RACING TEAM)の2人がランキング3位をかけて戦う事になりレース2も目が離せないレースになるだろう。
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