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【SF】2015第5戦オートポリス:石浦宏明が驚速ぶりを発揮!今季3回目のポールを獲得
- 2015/9/12
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2015年の全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦の公式予選が12日、九州の大分県にあるオートポリスで行われた。
気温も22度まで下がりすっかり秋の気配が漂うオートポリス。ただ予選は相変わらず0.001秒を争う熱いタイムアタック合戦になる。
午前中のフリー走行では中嶋一貴(No.1 PETRONAS TEAM TOM’S)がトップに立ち、ナレイン・カーティケヤン(No.41 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、野尻智紀(No.40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が2・3番手につけた。
前回のストップ&ゴーサーキットとは異なり大きく回り込むコーナー主体のオートポリスではダンディライアン勢が好調。Q1でも1回目のアタックを終えて野尻、カーティケヤンがワン・ツーを占める速さをみせた。しかし新品タイヤを履いた2回目アタックでは、野尻は5位で通過するがカーティケヤンがコースオフ。これでタイムを大きくロスしてしまい、ノックアウトされてしまう。
続くQ2では昨年コースレコードを塗り替える速さでポールポジションを獲得した山本尚貴(No.16 TEAM無限)だったが、今回は思わぬ苦戦を強いられてしまい10位でノックアウト。またランキング2位につけるジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(No.19 Lenovo TEAM IMPUL)も11位でQ3進出を逃した。
ライバルが思わぬ形で脱落してしていく中、ランキング首位の石浦宏明(No.38 P.MU/CERUMO・INGING)は絶好調。Q1、Q2と立て続けにトップタイムを出してQ3へ進出する。しかし最終Q3では石浦の快進撃に待ったをかけるべくライバルもタイムを更新。中でも予選では安定したパフォーマンスを出してきている小林可夢偉(No.8 KYGNUS SUNOCO TeamLeMans)が1分27秒009を叩き出し暫定トップに立つ。今週末での全体ベストだっただけに、このまま初ポールポジションかと思われたが、その背後で石浦がスピンしそうな勢いで各コーナーに飛び込んでいく渾身のアタックをみせ1分26秒633を記録。終わってみれば可夢偉に0.4秒の大差をつけて2戦連続今季3回目のポールポジションを獲得した。2番手には可夢偉、3番手には中嶋一貴(No.1 PETRONAS TEAM TOM’S)が入り、今季初の予選ベスト3獲得となった。
「今までで一番プッシュしたアタックだった」と石浦。途中マシンが横を向きそうになるシーンもあったが、確実に勢いに乗っているという印象を与えていた。一方、今回もライバルに惜敗した可夢偉は「僕が先にアタックしてて、無線で1位だけど後ろで石浦が…と聞いた瞬間に“またか!”と思わず言ってしまいました」と悔しそうな表情をみせていた。
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