2015年のSUPER GT第5戦鈴鹿1000kmが行われている鈴鹿サーキットで、恒例の前夜祭が開催され熱心なレースファンが多数参加した。
今回は1ヶ月後に迫ったF1日本グランプリをテーマにSGTファンにもF1の魅力を披露。そのメインイベントとして1990年に中嶋悟氏がドライブしたティレル019とレクサスの先代GT500マシンであるSC430が登場。史上初のランデブーでのデモ走行を行う予定だった。
しかし、雨脚が強まりレインタイヤがないティレルは走行を断念。ドライブを担当する予定だった次男の大祐は「小雨だったら走れるかと思いましたが、ここまで雨脚が強まると厳しいですね。残念です」と語ったが、集まってくれたファンの前でエンジン始動デモンストレーションを行い、迫力あるF1のエンジンサウンドをスタンドに響かせた。
ランデブーで一緒に走る予定だったSC430はもちろんレインタイヤがあり、伊藤大輔がドライブ。ちょうど日が暮れ、昔の1000kmを彷彿とさせるようなナイトランを披露した。
迫力ある走行が終了すると、次は現在SGTでチーム監督を務める元F1ドライバーたちが登場。今年は鈴鹿でのF1日本GP史上初めて9月の開催。「もう1ヶ月なんですね。自分たちの頃は11月開催だったので、早いなぁという気がする」と中嶋悟監督が語り、いよいよ今年もF1がやってくるという雰囲気を感じていた。
最後には小林可夢偉と浜島裕英さんもスペシャルゲストで登場。それぞれ「タイヤ」「ドライバー」の目線から明日の1000kmレースを占ってくれた。
注目の第44回インターナショナル鈴鹿1000kmの決勝は30日11時30分にスタート。今年は残念ながら雨絡みのレースになりそうだが、その分ドラマ満載の展開が待ち受けていそうだ。
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