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SUPER GT第3戦、今年もタイ・ブリーラムでシリーズ唯一の海外ラウンドが開催されました。そして、観戦塾取材班も初の海外取材ということでレースウィークがっつり取材してまいりました!
現地レポという形でリアルタイムで様子をお伝えできなかった部分もあり申し訳ありませんが、その分「ヒトコマ集」でいっぱい振り返っていこうと思います。ブリーラムのSUPER GTのレースウィーク。国内にはない雰囲気もあり、色々興味深かったです。そんな部分も今回はお届けできればと思います!
まず第1弾は舞台となるチャン・インターナショナル・サーキットの中身をご紹介していこうと思います!
まずタイのブリーラムですが、首都バンコクから車で6時間・・・と言われていますが、本当にひたすら走って走って、6時間マジでかかります(汗)ちなみに取材班は木曜10時35分の便でバンコクへ(15時00分前に到着しました)。んで、16時から移動を開始しましたが、サーキット近くのホテルに着いたのは夜の22時ちょっと前!移動だけで丸一日かかりました。
全長4.554kmでF1サーキット建設でも有名のヘルマン・ティルケ氏がデザイン。隣には地元の人気サッカークラブ「ブリーラム・ユナイテッド」のホーム『i-Mobileスタジアム』もあります。ここでのSGTの開催は昨年に引き続き2回目。ただ・・・とにかく暑かったです(汗)
これは2階席のVIPエリアやメディアセンターへつながっているメインエントランス。各チームやプレス関係者の送迎バス発着所にもなっています。中に入ると、タイのプミポン国王の大きな肖像写真が。さらに最終コーナー側のスタンドにも大きな看板があるなど「王国だな」という雰囲気をサーキット内でも感じることができました。
では注目のコース内部へ。日本のコースとは違い、広大で平坦な土地に建設されたこともあり、若干のアップダウンはあるものの全体的にほぼフラット。なので大きなグランドスタンドからはコース全体が一望できてしまうんです!ちなみにグラスタのチケット料金は2日間共通で2000バーツ、日本円で約7,200円(※観戦塾調べ)。上段であれば屋根もあり直射日光も避けることができますが、ここブリーラムはグラスタの真下にピットがある作りになっているため、ピット作業は100%生で観られません。
こちらはスタンド席のすぐ裏手。メインスポンサー「Chang」のお店はもちろん、やはり飲料系のお店がほとんどでしたね。日中はほとんど日陰になるため、暑さをしのぐ意味でも休憩には持ってこいの場所でした。
通常、国内戦の場合は金曜日に搬入→設営→車検という流れですが、タイの場合はメカニックさんのみ木曜入りして設営を完了。この日は車検とピットストップの位置確認などがメインでした。でも、、、暑そう。。。
午前中はサポートレースの走行があり、午後はSGT専用の時間。と言っても走行はなく、コースの下見のために開放されているのです。すでに気温は35℃以上(汗)。それでも週末のレースに向けて各チームとも下見は欠かさず行います。これも勝つためには重要な部分なのですね。
ということで・・・実際に歩いてみました!と言っても我々報道陣(特にフォトグラファーの方々)は撮影ポイントの下見です。といいつつコースにもお邪魔してみました。ヨーロッパの近代的なコース同様にランオフエリアがとにかく広いですね。そして縁石も白と青。ここも国内主要コースとは少し違う部分でした。
一方、パドックはこんな感じ。国内コースではトランポとホスピタリティテントで埋め尽くされてしまいますが、もちろん海外戦なのでトランポはなし。マシンや機材はコンテナに積まれて船便で輸送されました。実際にレースウィーク中はトランポ代わりとして細かな備品やスペアパーツをストックしておくスペースとして活用されていましたね。
ドライバーやチーム首脳陣用の控え室となるコンテナルームは別に用意されていました。中はもちろん、エアコンが効いて快適に過ごせる環境が整っているとのこと。ただ外見はどれも同じなので、見分ける方法は「ゼッケン」。いたってシンプルでした。
ということで、今回はここまで!
日本からのアクセスを考えると、現地に行くまでのハードルは高いですが、コース全体が見渡せる屋根付きグラスタや現地の雰囲気を考慮すると、一度は行ってみる価値は十分にあるサーキットだと思いました。(とんでもなく暑いですが…)
次回はレースウィークの様子を振り返っていこうと思います!日本と同じようで違う部分もあったタイラウンドの週末。こちらもお見逃しなく!
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