現地時間の5日から開幕する2015年F1第7戦カナダGP。今回もピレリがカナダGPのプレビューインフォグラフを公開している。
前回のモナコGPに続き、ここカナダ・モントリオールでもドライタイヤは一番柔らかい「スーパーソフト」と「ソフト」のコンビに決定。これは昨年のカナダGPと同じ組み合わせとなる。基本的にはストップ&ゴータイプのジル・ビルヌーブ・サーキットではタイヤにかかるストレスが比較的少なく、柔らかいコンパウンドでも決勝でのロングランに対応できるようだ。
それでも昨年はソフトタイヤに頼る傾向が大きく、2014年覇者のダニエル・リカルド(レッドブル・レーシング)は全70周のうちスーパーソフトを使用。後半2スティントはソフトタイヤで対応している。おそらく今年もドライコンディションになれば、同じような戦略を組むチームが大多数を占めるだろう。
昨年はメルセデス勢が圧倒的有利な展開でレースをリードしたものの、ルイス・ハミルトンがトラブルでリタイア。ニコ・ロズベルグも終盤にパワーが出なくなる症状が発生しペースダウン。怒涛の追い上げをみせたリカルドが終盤に抜き去り、F1初優勝を飾った。今年のレッドブル・レーシングは開幕戦から苦戦続きだが、メルセデス勢が得意とする中高速コーナーがないジル・ビルヌーブ・サーキットで復活の狼煙を上げることができるか、レッドブル陣営を含めメルセデスのライバルチームの動向からも目が離せない。
注目のカナダGP。日本から時差があり予選は7日(日)の深夜2時00分から、決勝は8日(月)の深夜3時00分から。今回は70周で争われる。
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