2015年のSUPER GT第1戦岡山の公式予選、GT300クラスはGAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/千代勝正)がポールポジションを獲得した。
14時50分からスタートした注目の公式予選。気温も20度を超え、Q2では晴れ間も見られる程の陽気だった。今年はFIA-GT3のGT-RはメルセデスSLSなどが多数参戦。さらにマザーシャシー勢も参戦し、大激戦となっている。Q1からトップ13台をかけて白熱したタイムアタック合戦が始まった。ここでトップタイムに踊りでたのがNo.7 Studie BMW Z4。荒聖治が1分27秒052を記録。2位にもNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一)が入り、テストから好調だったマシンが順当に上位へ。またマザーシャシー勢ではNo.25 VivaC 86MCもQ2へ進出を果たした。トップから13位までが1秒以内とQ1から僅差に。その一方でNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が19位で敗退するなど波乱も見られた。
続くQ2も、激しいタイムアタック合戦に。いち早くトップタイムを叩き出したのはNo.0 グッドスマイル初音ミクBMWの谷口信輝。1分27秒288を記録するが、昨年もライバルだったNo.11 GAINER TANAX GT-Rの平中克幸が1分26秒828を記録。26秒台に突入。ここ岡山では過去も優勝を飾っているゲイナーのメルセデスSLS。今年もポールポジション獲得かと思われたが、チームメイトの10号車ゲイナーGT-Rを駆る千代勝正が区間ベストを塗り替えるアタックを披露。1分26秒532で見事ポールポジションを獲得した。昨年、今年とブランパン耐久シリーズに参戦し、今年もバサースト12時間耐久で総合優勝を果たすなど、海外での活躍が光る千代。2013年以来となる日本でのレースで、その成長ぶりを披露した。
2位はビルドハイム/平中組の11号車がそのまま入り、ゲイナーがフロントローを独占。3位にはNo.55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志)。それに続く4位にはVivac 86MCの土屋武士/松井孝充組。Q1の松井、Q2の土屋と堅実な走りをみせ見事セカンドローを獲得。また今年マシンを変更した0号車初音ミクSLSは7位だった。
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