【2015鈴鹿ファン感】アレジとゴクミの息子ジュリアーノがファン感で登場、拍手で出迎えられる

©KANSENZYUKU

 鈴鹿サーキットで行なわれたモータースポーツファン感謝デーの2日目に、ゲストのジャン・アレジの息子ジュリアーノが紹介され、集まったファンの前でデモ走行を披露した。

 アレジと“ゴクミ“の愛称でお馴染み後藤久美子さんとの間に生まれたジュリアーノ。今年で15歳になり、父と同じようにトップドライバーを目指している。すでに新しく始まるFIA F4のフランス選手権に参戦が決まっている。

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 今回は鈴鹿サーキットが気軽にモータースポーツを楽しめるようにと制作したマシン「フォーミュラ・エンジョイ」に乗り込み、コースイン。かつてF1日本GPで父が駆け抜けた鈴鹿サーキットをゆっくり噛みしめるように走行。その姿にスタンドから拍手が沸き起こった。

 走行を終えてマシンを降りたジュリアーノ。大勢のレースファンに囲まれる経験も今までなかったようで、少し緊張している様子だったが、マイクを向けられるとしっかり挨拶。なんと流暢な日本語で「皆さんこんにちわ。僕はジュリアーノ・アレジです。今日はここに来られてすごく嬉しいです。」と語り、これにはスタンドのファンも驚いていた。

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 その姿を隣で嬉しそうに見守っていたジャンだが、その表情はレーシングドライバーではなく父親という眼差し。鈴鹿での数少ない走行機会を終え、父も少し安心したという様子だった。

 今後、トップカテゴリーへのステップアップ。また状況次第ではスーパーフォーミュラやSUPER GTなど国内レースへの参戦も実現するかもしれない。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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