【F1】2015バルセロナテスト(前半)3日目:マルドナードが再びトップタイムを記録

©Pirelli
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 2015年のF1バルセロナテスト3日目。この日は朝から曇り空で気温も低い状態からテストがスタート。全9チームが参加した。

 開始早々、キミ・ライコネンから引き継いだセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がアウトラップでスピンを喫してしまうが、幸いマシンにダメージはなかった。一方、マクラーレン・ホンダはジェンソン・バトンが3日目を担当。順調に周回を重ねていたが、コース上で突然ストップ。初日に発生したMGU-Kのトラブルが再発してしまったのだ。結局この日は走りこむことが出来ず24周のみ。タイムもトップから5秒遅れの1分29秒151に終わった。

 この日も速さをみせたのはロータスのパストール・マルドナード。タイムも1分24秒348まで伸ばし104周を走破。今年はメルセデスのパワーユニットに変更し、上位復活が期待される。2番手にはマックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)が0.4秒差でつけ、3番手は体調が回復したルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。

【2015 F1バルセロナ合同テスト(前半)3日目(2月21日)結果】
1:パストール・マルドナード(ロータス)1分24秒348/104周
2:マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)1分24秒739/129周
3:ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分26秒076/101周
4:マーカス・エリクソン(ザウバー)1分26秒340/53周
5:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分26秒407/105周
6:ダニール・クビアト(レッドブル)1分26秒589/111周
7:フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)1分26秒912/55周
8:パスカル・ウェーレイン(フォース・インディア)1分27秒333/81周
9:バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)1分27秒556/49周
10:ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分29秒151/24周

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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