F1のバルセロナテストは20日、2日目を迎え全9チームが参加。開幕に向けて勢力的にテストが行われた。
この日は特に大きな混乱もなくセッションが進行。トップタイムはダニエル・リカルド(レッドブル・レーシング)が1分24秒574をマークした。ヘレステストではスペアパーツ不足で十分に走り込めなかったが、ここバルセロナに来てから周回を重ねており、2日目だけでも2.5レース分に相当する143周を走破。ヘレスで出遅れた分を取り戻しつつある。2番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)、3番手にはフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)が続いている。
前日はパワーユニットのトラブルに見舞われたマクラーレン・ホンダ。対策パーツが届くのが3日目以降ということで再発の懸念がある中でフェルナンド・アロンソがドライブ。しかし、前日を大きく上回る59周を走り1分25秒961までタイムを伸ばした。全体順位では7番手だったが、トップとは1.5秒差。ニコ・ロズベルグ(メルセデス)とは0.4秒差と、着実にライバルに追いつき始めている。
翌3日目には、パワーユニットのトラブルを解決するパーツが届く予定で、より一層のペースアップが期待されている。
【2015バルセロナテスト(前半)2日目(2月20日)結果】
1:ダニエル・リカルド(レッドブル・レーシング1分24秒574/143周
2:キミ・ライコネン(フェラーリ)1分24秒584/90周
3:フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)1分24秒672/88周
4:セルジオ・ペレス(フォース・インディア)1分24秒702/121周
5:ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分24秒923/89周
6:ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分25秒556/66周
7:フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1分25秒961/59周
8:ジュリオン・パーマー(ロータス)1分26秒280/77周
9:マーカス・エリクソン(ザウバー)1分27秒334/113周
10:カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)1分28秒945/100周
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