トヨタは30日に行なった2015モータースポーツ体制発表会で、2015年の世界耐久選手権(WEC)への体制を発表。昨年のル・マン24時間で日本人初のポールポジションを獲得した中嶋一貴がフル参戦することが明らかになった。
昨年、マニュファクチャラーズとドライバーズの2冠を勝ち取ったトヨタ。今年も改良を加えたTS040Hybridを常時2台体制で参戦する。
チャンピオンナンバーをつける1号車には、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミに加え一貴が新加入。2号車にはアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイがドライブする。
また今日はデビッドソンとブエミが登場。「まだ他のマシンと走っていないから何とも言えないけど、確実にマシンが進化した感じはするし、開発陣も非常に素晴らしいマシンを作ってくれて感謝している」と2015仕様のマシンについての感触を語ってくれた。
そして一貴は昨年はスーパーフォーミュラ、SUPER GT、WECと3カテゴリーに参戦。スケジュールの都合で欠場を強いられることもあったが、今年はWECのスケジュールを重視するためSGTを離れることになった。「目標はもちろんル・マン優勝とWECでのタイトル獲得です」と、今季の抱負を語った。
両カテゴリーともにカーナンバー1をつけて新しいチャレンジに挑む一貴。今年はスーパーフォーミュラだけでなく、WECでの活躍からも目が離せない。
『記事:吉田 知弘』
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