9〜11日に開催され総来場者30万人を超えた「東京オートサロン2015 with NAPAC」。今年も屋外エリアにデモランエリアが設けられ、連日多くの観客で賑わった。
東京オートサロンといえば、D1グランプリの1年の最初となるイベント「D1キックオフドリフト」が行われることで有名。今回も2014シーズンのランキング上位者が登場し、公式戦同様に単走・追走と迫力あるドリフトを披露した。
その中で今回注目を集めたのが、プリウスをベースにしたEVドリフトマシン。大迫力のエンジン音でドリフトを決めていくのがこれまでのD1だったが、このマシンはモーターで駆動力を与えているため、フォーミュラEのように静かなサウンド。もちろん排気ガス等は一切発生しない。
長年D1に参戦している上野高広の手によりデモランが行われたが、オートサロン直前になってマシンが組み上がったこともあり、まだ完璧なドリフトを決めることは出来なかった。それでも白煙をまき散らしながらドーナツターンは成功。今後熟成を重ねていき2015シーズンに投入される予定だ。
この他にもレクサスLFAなど今年も新しいモンスターマシンの登場が期待されるD1。開幕戦は4月18・19日のお台場特設コースの予定だ。
『記事:吉田 知弘』
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