2014年のF1世界選手権も残すところ3戦。シリーズ第17戦アメリカGPが現地時間の10月31日に開幕。翌11月1日に公式予選が行われた。
このレース前、ケータハムF1チームとマルシャF1チームが資金難により欠場を発表。2005年モナコGP以来となる18台のエントリーでレースウィークがスタート。さらに年間使用上限を超える6基目のパワーユニットを投入予定のセバスチャン・ベッテル(レッドブル・レーシング)も、グリッド降格ペナルティになることが決まっているため、Q1で早々に姿を消すなど、いつもとは異なる雰囲気のレースウィークとなった。
そんな中で相変わらず好調なのが前回ロシアGPでコンストラクターズチャンピオンを決めたメルセデスAMG勢。Q1、Q2ともにトップタイムを記録し順当にQ3へ。ここで抜群の速さをみせたのが、逆転チャンピオンのためにも1戦も落とすことが出来ないニコ・ロズベルグ。1回目のアタックで1分36秒282を叩きだすと、続く2回目では全セクターでタイムを更新。1分36秒067まで伸ばして今季9回目、通算13回目のポールポジションを勝ち取った。
2位にはランキング首位のルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、3位にはバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)が入り、3戦連続でトップ3が同じ顔ぶれとなった。
『記事:吉田 知弘』
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