10月5日(日)に決勝レースが行われる2014F1第15戦日本グランプリ。その模様を、3年ぶりにフジテレビが地上波で放送することが明らかになった。
スポンサーの減少や放送権料の増額なども重なり2012年から地上波放送がなくなり現在ではCSとBSで全戦放送が行われた。しかし、来年からのホンダF1復帰や小林可夢偉の参戦等もあり、今年は地上波で数レース分をまとめたダイジェスト版として放送する番組を2度放送している。今回は日本GPの決勝レースを2時間の枠で編集して5日(日)24:40〜26:40に放送される予定だ。
今年はレギュレーションが大幅に変更され、勢力的も一変。第14戦シンガポールGPを終了しルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がランキングトップ。わずか3ポイント差でニコ・ロスベルグ(メルセデスAMG)が追いかけている。ここ鈴鹿では同チームでのライバル対決に注目が集まるだろう。また今季は苦戦が続いている王者セバスチャン・ベッテル(レッドブル・レーシング)。なんと14戦を終えて1勝も飾れていない。本人も大得意とする鈴鹿で今季初勝利に期待が集まる。この他にもフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)のチャンピオン経験者たちの走りにも注目だ。
そして、唯一の日本人ドライバーとして参戦予定の小林可夢偉(ケータハム)。マシンの戦闘力を考えると上位進出は難しいかもしれないが、母国ファンの前で今季ベストの走りが見られることを期待したい。
地上波放送がなくなったことにより「F1離れ」が加速していた昨今が、これをきっかけに再び多くの人に世界最高峰のモータースポーツに触れていただく機会になることを願いたい。
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