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【SF】2014第2戦富士:Race1はオリベイラ、Race2はロッテラーがPPを獲得!
- 2014/5/17
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2014年の全日本選手権スーパーフォーミュラ第2戦富士。注目の公式予選が17日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。
今回も通常通り3ラウンドのノックアウト方式が採用されるが、決勝が2レース制になるため、Q1の結果がそのままRace1のグリッド。すなわちQ1のトップがRace1 のポールポジションになり、通常のQ3でトップタイムを勝ち取ったドライバーがRace2のポールポジションとなる。
まずはRace1のグリッド順となるQ1。20分間で行われるため、セッション序盤から周回を重ねタイムを出しに行く。ここで速さをみせたのが、午前中から好調だったジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14)が他を圧倒。1分23秒108でトップタイムをマークしたと同時にRace1でポールポジションを獲得。2位にはロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO SF14)、3位にはアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)と続いた。
続くQ2でもオリベイラの勢いが止まることはなく1分23秒075とQ1ベストをさらに更新。これに中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SF14)も好タイムを叩き出す。Q2進出の14台中半分のドライバーが計測を終えようとしていた時、後方で中嶋大祐(NAKAJIMA RACING SF14)がプリウスコーナーでスピン。コース脇にマシンを止めたたため、セッションは赤旗中断となる。残り1分を切っていた状態での赤旗だったが、公平をきすために残り2分50秒まで時間が戻されてセッション再開。満足なタイムを出せていなかったロッテラーやナレイン・カーティケヤン(Lenovo TEAM IMPUL SF14)らがタイムを更新し、上位8台のQ3圏内に食い込む。今回もトヨタエンジン勢が上位を占めていく中、前年王者の山本尚貴(TEAM無限 SF14)が奮起。一発勝負という限られたコンディションで底力を発揮し1分23秒396を記録。6位に食い込んで、ホンダ勢では唯一Q3に駒を進めた。
そしてRace2のポールポジションが決まるQ3。ここまで絶好調のオリベイラが、ここでもポールポジションになるだろうと誰もが思っていたが、予想外の展開が待ち受けていた。少しでも速く走るために欲が出たというオリベイラは、最終区間のプリウスコーナーでミスを犯してしまう。その間に、ここまで飛び抜けた速さが見られなかったロッテラーが、Q2から0.8秒も自己ベストを更新する1分22秒572を記録。コースレコードも一気に更新し暫定トップに立つ。一方のオリベイラは、気を取り直して2周目、3週目とタイムアタックを継続し、チェッカーフラッグが振られるまでロッテラーのタイムに挑んだが、結局1分22秒706がベストで悔しい2番手。ロッテラーがRace2のポールポジションを獲得した。また3位には一貴が入り、トムス陣営が勢いを取り戻した。
明日の決勝レースは前述のとおり2レース制。Race1は午前10時05分からスタート。Race2は午後2時30分からスタートする。
『記事:吉田 知弘』
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