今年もスーパーフォーミュラの併催として開催される全日本ロードレース選手権のJSB1000クラス。その公式予選が12日、鈴鹿サーキットで行われた。
総勢56台がエントリーしているJSB1000。2グループに分けられ35分ずつの予選セッションが行われた。前半パートのAグループで速さを見せたのは昨年度チャンピオンの中須賀克行。2分06秒832と唯一06秒台に入り、他を圧倒。同じ組に高橋巧、渡辺一樹もいたが中須賀のタイムを上回ることはできなかった。
続くBグループでは、怪我から復帰した秋吉耕佑が序盤からトップに立つものの、2分07秒後半と中須賀のタイムには及ばない。そこに昨年から勢いに乗る津田拓也が2分07秒088を記録し、グループ首位に。今年でヨシムラ創立60周年ということもあり、そのシーズン初戦でのポールポジションを目指してさらにアタックをするが、結局タイムを更新することができずチェッカー。Aグループの中須賀がポールポジションを勝ち取った。総合2位は津田。その差はわずか0.256秒。明日の決勝で逆転を誓う。3位には高橋、4位に秋吉が食い込みホンダのお膝元である鈴鹿で意地をみせた。
注目のJSB1000決勝は13日(日)13時00分から20周で争われる。
『記事:吉田 知弘』
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