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【SF】鈴鹿公式合同テスト、2日目午後はデュバルがトップ!1分36秒475の驚速タイムを記録!
- 2014/3/4
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スーパーフォーミュラの鈴鹿公式合同テスト2日目は15時00分から午後のセッションがスタートした。当初は雨も心配されたが、大きく天候が崩れることなく、最後までドライコンディションのままセッションは進んだ。
路面上のグリップも良くなってきていることもあり、一番最初にコースインした平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)がいきなり1分37秒824を記録すると、チームメイトのロイック・デュバルが1分37秒404までタイムを伸ばし、早くも37秒台を連発する。
午前中とは異なり、午後はコースオフする車両が多発。2時間の間に計4回の赤旗が出されるセッションとなった。それでも、昨日から好調のトムス、ルマンの2チームは徐々にペースを上げ、走るたびにタイムを更新。遂に残り30分を切ったところでアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が1分36秒960をマークし、チーム関係者や報道陣を驚かせた。
そして残り10分を切ったところで各車が新品タイヤを装着。予選のシミュレーションを行った。ここでもWEC参戦組の両者が異次元のような速さをみせタイムを更新。まずアタックしたロッテラーが1分36秒486を叩きだし昨年のテストで小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が出した1分36秒574を上回ると、デュバルも区間ベストで周回。ライバルをわずか0.011秒上回る1分36秒475を記録。まさに本番の予選アタックのような白熱した走りを見せた。
ロッテラーはもう一度アタックを試みたが、逆バンク手前でコースアウトした車両の影響で黄旗が出ており、やむなくアタックを中断。2日目はデュバルがトップという形でセッションを終えた。走行を終えたデュバルは「充実した2日間だった。昨日よりもマシンを良い方向に持っていくことができたし、どのセッションもトップ2に入ることができた。最後は黄旗の影響があったから、もう少しタイムを伸ばすことができたかもしれないが、全体的に良いテストを送ることが出来た。」と満足した表情をみせた。
一方、テストとは言え最大のライバルであるデュバルに0.011秒負けたロッテラーは「たった0.011秒。同タイムのようなものだよ(笑)昨日の朝は速いなど思ったけど、その後は彼らと同じようなタイムで走れた。手強い相手だけど、特に気にしていない。」と笑顔でコメント。2日目のテストについては「昨日よりもタイムは良かったが、同時に路面コンディションも良くなっていたから、今の状態が本当に速いというのは判断しかねるね。ただ充実したテストにはなった」と、こちらも手応えを感じていた様子だった。
トヨタエンジン勢が順調にタイムを伸ばしていく中、ホンダ陣営は苦戦。2日目の陣営トップは塚越広大(HP REAL RACING)。トップから1.918秒遅れの10位に終わった。また昨年のチャンピオンの山本尚貴(TEAM無限)も15位となった。お世辞にも順調とは言えない結果となってしまったホンダ勢。次回の富士合同テストでのばん回に期待したい。
『記事:吉田 知弘』
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