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【SF】鈴鹿合同テスト、1日目の午後はロッテラーが最速!ホンダ勢は小暮の8位が最高
- 2014/3/3
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3日から始まったスーパーフォーミュラの2014公式合同テスト。この日は全日本ロードレース選手権のテスト走行もあったため、いつもより遅い15時00分から午後のセッションが始まった。
午前中同様に西からの強い風で肌寒いコンディションとなったが、路面は引き続きドライ。セッションが始まると早速何台かのマシンがコースインし、連続周回をしてマシンの挙動をチェックした。しかし、午後はスピンなどでコース上にマシンを止めてしまう車両が多く3度の赤旗中断があったが、特に大きなクラッシュはなかった。
今年から新しいマシン「SF14」になったということもあり、各チームともセッティングの確認などを2〜3周ごとにピットインして違う仕様を試すなど、試行錯誤を繰り返す1日。その中でも速かったのは午前中同様にアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)とロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)のWEC参戦組。片方がタイムをタイムを塗り替えると、もう一方が次の走行でさらに更新と、半ばタイムの出し合いでトップが目まぐるしく入れ替わった。
残り10分少々のところで、デュバルが1分37秒162と午前中に自らが出したタイムを上回り、2セッションともトップで終えるのかと思われたが、連続してアタックを続けていたロッテラーが1分37秒002を残り1分というところで叩き出したトップへ。ここでチェッカーフラッグが振られセッションは終了。結局、ロッテラーがこの日の最速タイムでテスト1日目を終えた。2位にはデュバル、3位には中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が入り、午後もトップ7を独占した。
ロッテラーは「初日としては上出来。マシンの動きなど色々学ぶこともできたし、色々なことを試せた。一番重要なことはマシンのことをよく勉強して様々なセットアップを試すということ。明日も引き続きテストプログラムをこなしていきたい。ダラーラの新しいマシンもすごくいいし、トヨタエンジンも調子が良い。この最高の1台を用意してくれた関係者に感謝したい。」と今日のテスト内容に手応えを感じている様子。デュバルも「今年のクルマは速いから、このくらいのタイムが出ることくらい予想していた。明日はコンディションが良ければ36秒台は間違いなく出るよ。色々マシンについて学ぶことができたし、セッティングも色々試せた。すごく良い1日だった。」と笑顔だった。
ホンダ勢のトップは小暮卓史(NAKAJIMA RACING)で1分38秒612だった。トップから1.5秒差と大きく離されてしまった小暮は「正直厳しいですね。午後は半分くらい走れない時間もあってセッティングもまだまだなので、これから良くはなっていくと思いますが、この差を詰めるには頑張らないといけないですね。」とコメントした。
明日も引き続き鈴鹿サーキットでテストが行われ、10時30分〜12時30分、15時00分〜17時00分で行われる。
『記事:吉田 知弘』
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