【SF】鈴鹿ファン感2日目が開幕、SF公開テストでは中嶋一貴が最速タイムを記録

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 鈴鹿サーキットで行われているモータースポーツ ファン感謝デーは2日目を迎え、朝から多くのファンが来場。前日以上の盛り上がりをみせている。

 心配されていた雨も早朝には止み、太陽も少し顔を出し始めていた。この日最初のプログラムはスーパーフォーミュラの公開テスト。前日の公開シェイクダウンでは、初走行のチームが多くトラブルが続出。さらに悪天候ということもあり、多くのチームが走り込みをすることが出来なかったが、今日は連続周回やペースアップを試みるドライバーも見られた。残念ながら、路面上は昨晩降った雨の影響でウエットのままだったが、各コーナーではSF14がどんな速さで走るのか、そして2014仕様にカラーリングはどうなっているのかを熱心に観るファンの姿が多く見られ、カラーリングされたマシンを一心不乱に撮影するアマチュアカメラマンの姿もあった。

 途中、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がトラブルで逆バンクによりストップ。野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が2コーナーでスピンを喫し赤旗が1度出されたものの、それ以外は大きな混乱もなくセッションが進んだ。全車が出揃って初めてのセッションで速さをみせたのがトヨタエンジン勢。チェッカー直前に中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が1分51秒363でトップタイムを記録。2位に平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)、3位にロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)とトップ3を独占、ホンダエンジン勢は塚越広大(HP REAL RACING)の4位が最高となった。

 なお、午後からは全車が出走してのオープニングラップ走行があり、本格的な合同テストは3・4日に同地で開催される。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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