【SF】鈴鹿ファン感で公開シェイクダウンを実施するも、悪天候により赤旗続出

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 鈴鹿サーキットで開催されているモータースポーツファン感謝デーのプログラム内で、今年からマシンが新しく変わるスーパーフォーミュラが公開シェイクダウン走行を行った。

 本来は2日(日)朝の公開テストと同日午後に開催されるデモ走行で全車が走るはずだったが、2月18・19日に行われる予定だった第1回合同テスト(富士スピードウェイ)が降雪のため中止。大半のチームが新車SF14の実走行ができていないため、急きょファン感1日目に1時間のシェイクダウン時間を設けることとなった。

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 メインのデモ走行コンテンツが終了した16時10分からコースオープンとなったが、タイミングが悪くグリーンシグナルと同時に雨が降り出すが、今季仕様にカラーリングされたマシンが続々とピットアウト。新車初の走行に挑んだ。

 しかし、まだ組み上がったばかりの新車でシェイクダウンということで不具合が多発。コースアウトやトラブルによりマシンを止めてしまうマシンが多く、前半30分だけで赤旗が3回でる大荒れのセッションとなった。その間にも雨脚は強まりウエットコンディションに。それでもレインタイヤを履いて各チームは数周ではあるがチェック走行を行い17時07分にチェッカーフラッグとなった。

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 ほぼ多くのマシンがチェック走行のみということで、参考タイムにはなるがトップはジェームス・ロシター(KONDO RACING)で1分54秒109。2位に武藤英紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、3位にナレイン・カーティケヤン(TEAM IMPUL)という結果になった。

 明日は予定では8時30分から公開テストが行われ、12時40分からオープニンセレモニーとSF14全車が登場してのオープニングラップ走行イベントが行われる。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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