【SF】リウッツィがスーパーフォーミュラに参戦決定！ホンダが2014年体制を発表

　Hondaは7日のモータースポーツ体制発表会で2014年のスーパーフォーミュラ参戦体制を発表した。今年も4チーム8台のマシンにエンジンを供給。SUPER GT同様に今年からレギュレーションが変更され、エンジンは2.0リッターの直噴ターボエンジンに変更。マシンもダラーラ社製のSF14となる。

　注目のドライバーズラインナップだが、こちらもサプライズな内容が盛りだくさんの発表に。昨年チャンピオンを勝ち取った山本尚貴はTEAM無限から引き続き継続参戦が決定。カーナンバー1をつけてタイトル防衛に挑む。そのチームメイトには昨年からフル参戦を果たしている中山友貴が加入。ホンダ期待の若手2人が名門TEAM無限のステアリングを握る。リアルレーシングにはエースの塚越広大が残留し、元F1ドライバーのヴィタントニオ・リウッツィが加入。SGT同様に国内トップレースに挑むことになる。

　ナカジマレーシングは昨年と変わらず、小暮卓史と中嶋大祐を起用。伊沢拓也がGP2参戦のために抜けたダンディライアン・レーシングには全日本F3で活躍していた野尻智紀がステップアップを果たし、武藤英紀とのコンビで優勝・チャンピオンを目指す。

　トヨタ陣営のアンドレ・ロッテラー、ロイック・デュバル、ナレイン・カーティケヤンに加え、ホンダ陣営のヴィタントニオ・リウッツィの参戦決定と、昨年以上に世界で活躍した選手が国内トップフォーミュラの舞台にやってくる。今年のスーパーフォーミュラは、今までにないくらい見応えのあるシーズンになりそうだ。

吉田知弘（Tomohiro Yoshita）

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。