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【SF】王座奪還を目指す中嶋一貴「今年はF1と同じぐらいの高いレベルでのレースになる」
- 2014/2/6
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今年もスーパーフォーミュラ、SUPER GTなどの国内レースに加え、WEC(世界耐久選手権)にも参戦することが決まった中嶋一貴。1月30日に東京・お台場のMEGAWEBで行われたトヨタ・モータースポーツ体制発表会で、今シーズンに向けての意気込みを語ってくれた。
昨年はスーパーフォーミュラで2勝、SUPER GTでも2勝を飾る大活躍。WECでもル・マン24時間などに挑戦。上位争いを演じた。今年も3カテゴリーに参戦予定だが、スケジュールの都合でWECやSGTへのフル参戦は厳しいとのこと。唯一全戦出られるスーパーフォーミュラでのタイトル奪還を目指すという。
「基本的に毎年一緒でベストを尽くすだけです。WECとSGTはそれぞれ日程が被っているのでチャンピオンというのは難しいと思いますが、WECに関してはル・マンで勝ちたいですし、SGTに関してはマシンが新しくなったので、その開発に貢献できればなと思います。スーパーフォーミュラは全戦出られるので、こっちでももう1度チャンピオンを取りに行きたいですね。」
スーパーフォーミュラは今年からマシンが新しくなりイタリア・ダラーラ社製の「SF14」がいよいよ登場する。昨年夏のシェイクダウン以降、何度か開発テストでステアリングを握ってきた一貴は、今年のF1とスピード域では大きく変わらないのではないかと予想している。
「今年のF1はレギュレーション変更で遅くなりそうなので、マシンのレベルをみても今年のF1と同じぐらい高い次元でのレースが出来ると思います。そういう意味でカーティケヤンのように新しいドライバーが加わるのは、すごく良いこと。WECに参戦しているメンバーたちも“このクルマでレースできるのが羨ましい”と思ってくれるようなクルマなので、それに見合うだけの良いレースをしたいです。今年もレベルの高いドライバーが集まっているので、その中で勝つというのは凄く大きな意味があると思います。今年は20代最後なので、良い形で締めくくれるようにしたいですし、この激しい争いを制して、もう1度チャンピオンを取りたいです。」
一昨年までF1に参戦していたナレイン・カーティケヤンも加わり、昨年圧倒的な速さを見せていたアンドレ・ロッテラー、ロイック・デュバルのフル参戦も決定。今年のスーパーフォーミュラは間違いなく見応えのあるシーズンになるだろう。その中で2度目のチャンピオンを目指す一貴。昨年は惜しいところでポイント獲得を逃したレースも多かったが、今年は新しくなったマシンでどのような走りをファンに披露してくれるのか、4月の開幕戦が楽しみだ。
『記事:吉田 知弘』
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