2014年のF1開幕を1ヶ月半後に控えた28日、スペインのヘレスサーキットで今季初のF1合同テストが始まった。この日はレッドブル、メルセデスなどの新車発表もあるなど、朝から多くの報道陣、関係者が集まり注目を集めていた。
今年からエンジン部分が、1.6リッターV6+回生エネルギーシステムのパワーユニットに変更。ここ数日の報道でも騒がせている新型フロントノーズの導入など、今年は全く新しい仕様のマシンになっているチームがほとんど。それだけにトラブルが続出するチームがほとんどだった。
そんな中で2014年のテスト初日をトップで終えたのが、フェラーリに復帰したキミ・ライコネン。今年から自由選択となって選んだカーナンバー7をつけたF14 Tでコースイン。31周を走破し1分27秒104を記録した。2位にはメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがつけるも、午前中にフロントウイングが脱落し、そのまま1コーナーのタイヤバリアに激突。幸い本人に大きな怪我はなかったが、マシンは大きなダメージを負い、早々と初日の走行を終えた。3位にはウイリアムズのバルテリ・ボッタスが入っている。
またテストセッション前に新車RB10を発表したレッドブル・レーシングは、王者セバスチャン・ベッテルが初日のテストを担当するも、ほぼシステムチェックの走行のみでタイム計測はしていない。午後になってようやく登場したケータハムはマーカス・エリクソンがドライブ。こちらもトラブルなどがあり1周のみの走行で初日を終えている。
【ヘレステスト1日目(結果)】
1位ライコネン(フェラーリ)1分27秒104
2位ハミルトン(メルセデス)1分27秒820
3位ボッタス(ウイリアムズ)1分30秒082
4位ペレス(Fインディア)1分33秒161
5位ベルニュ(トロ・ロッソ)1分36秒530
6位グティエレス(ザウバー)1分42秒257
7位ベッテル(レッドブル)計測せず
8位エリクソン(ケータハム)計測せず
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。