【F1】メルセデスが新車「F1 W05」を発表。フロントノーズ形状はフェラーリとほぼ同型

©MercedesAMG
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 メルセデスは28日、今シーズン初の合同テストが行われるヘレスサーキットで新車「F1 W05」を発表した。テスト前の慌ただしい時間だったが、ガレージ前には多くの報道陣が集まり、今年もステアリングを握るルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの手でアンヴェールが行われ、新車のお披露目となった。

 今年も銀色一色のデザインにタイトルスポンサーであるペトロナスの黄緑色のラインが入っている。そこにリアのエンジンカバー部分は若干黒っぽいデザインとなっており、昨年とは異なる印象を受ける

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 注目のフロントノーズは、フェラーリと同様に低く平らな先端形状になっているが、シャシーからノーズにかけての形状はフェラーリよりも低くなっている。またウイング中央部分もノーズの下に向かって空気が上手くな流れていくような形状になっているなど、低いノーズでもマシン下部への空気の入り口はしっかり確保してあるようだ。

 昨年からハミルトンが加入し、ロズベルグとともに3勝をマーク。コンストラクターズランキングでも2位と躍進した。今年はメルセデスワークスの復活時から代表を務めてきたロス・ブラウンが離脱し、体制が大きく変わった中でのシーズンになるが、打倒レッドブル・レーシングに向けて今日から始まるテストでどのような走りを見せてくるのか、非常に楽しみだ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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