ロータスF1チームは24日、チームの公式FacebookやTwitterで今年の新車「E22」を公開した。
昨年はキミ・ライコネン、ロメイン・グロージャンの活躍によりコンストラクターズ4位を勝ち取ったが、シーズンオフは経済状況が厳しくなっている報道がいくつか見られた。この影響もあってから、28日から始まるヘレス合同テストには参加しないことが決定している。今回も事前に発表会というのスケジュールなどは告知されておらず、SNSサイトでの写真公開のみというシンプルな内容だった。
気になる新車「E22」だが、全体的なカラーリングは昨年とほぼ変更がなく、黒をベースにしゴールドのラインとスポンサーの関係でサイドポッドは赤くデザインされている。特に今年からチームに加入したパストール・マルドナードの持ち込みスポンサーであるベネズエラの国営石油会社「PDVSA(ペトロレオス)」のロゴも赤色なため、昨年以上に赤が多く使われたカラーリングとなっている。
そして、今年の新車発表で注目を集めているフロントノーズだが、ウイリアムズやマクラーレンとは異なり規定により低くなったノーズ先端部分を両端から突き出し、中央部分に空気を取り込むスペースを確保するデザインを採用している。
今シーズンのドライバー体制はロメイン・グロージャンとパストール・マルドナードという若手コンビ。ヘレステストに参加できないというのは大きな痛手になるかもしれないが、今勢いがあるドライバーが揃っているだけに開幕戦での走りが楽しみだ。
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