今シーズンのF1復帰に向けて期待が集まる小林可夢偉の去就について、いくつかの国内メディアが20日、「可夢偉がケータハムと契約した」と報じている。
この情報元は、イタリアのメディア「Autosprint」。そこで掲載されている記事によると可夢偉はすでにケータハム側との契約にサインを終え、F1復帰が決まったとのこと。ただ、それを裏付ける有力な情報は載っておらず、彼のこれまでのプロフィールを語るだけに留まっており、信ぴょう性は少し欠けるものとなっている。もちろんチーム側からの正式発表は現時点で行われておらず、先日FIAから発表された最新のエントリーリストでも、ケータハムの2枠は未定のままとなっている。
気になる可夢偉本人は、公式Twitterで6日に「今週(6日〜12日)に今年の予定が決まるはず。」と発言し注目を集めた。その後、11日に「番号(F1のカーナンバー)選びに出遅れている事に気づいた。」と、ケータハムとの契約が合意に達したような事を示唆させるような発言があったが、詳細な情報は全く分からない状況。
なお、ケータハムのドライバーズラインナップだが、新車「CT04」がお披露目される28日に発表されるのではないかと思われている。おそらく、すでにチーム内ではドライバーの選定・契約手続きはすでに終わっており、28日の発表に向けて水面下で準備が進められていると思われる。これまでの情報や国内外メディアの報道状況を加味すると、可夢偉のF1復帰の可能性は高いものであることは間違いないが、チームからの正式発表が全くない以上、まだ決まったと言い切れない。
昨年末から吉報を待ち続けるファンにとっては、もどかしい日々が続いているかもしれないが。チームからの正式発表が出るまで、もう数日だけ辛抱しなければいけないようだ。
『記事:吉田 知弘』
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