2013年シリーズも終了し、つかの間のシーズンオフに入った3日。SUPER GTを代表するドライバーである脇阪寿一が今季限りでLEXUS TEAM SARDを離脱することが明らかになった。
まだチーム側やメーカー側からの正式発表はないが、脇阪は自身のブログで来季の契約状況について報告。SARD側は契約更新を行わない姿勢でいることも、全て明かされた。
これについて脇阪は自身のブログで「言い訳したいことはたくさんありますが、僕のパフォーマンス不足。プロは黙って受け入れる。」とコメント。ただ、来季について現役続投の意思を変えておらず「まだまだ心の中の炎は消えてませんし、身体が動かなくなるまで走り続けたいと思っております。」と強い決意を語った。
長年、トヨタ・レクサスのエースとして活躍し2002年にはチームルマンでチャンピオンを獲得。車両がSC430に変わった2006年以降は名門トムスに移籍、アンドレ・ロッテラーとのコンビで2006・2009年にもチャンピオンを飾ってきた。
SARDには2012年から在籍し同年の第2戦富士でチームに8年ぶりの優勝をもたらした。今シーズンも石浦宏明とのコンビで参戦。第3戦セパンで2位表彰台を獲得。最終戦までチャンピオン獲得の可能性を残していたが、一歩及ばずランキング7位に終わった。
何年経っても衰えないアグレッシブな走りだけでなく、ピットウォークなどでは惜しみなくファンにサインをするなどサーキットでは人気の高く、彼のファンも多い。それだけに今後のチーム移籍情報などが気になるところだ。
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