【MSJ】今年もMSJフェスティバルinお台場が開催、ジャン・トッドFIA会長も来場

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 F1日本グランプリも行われた先週の3連休。今年も東京・お台場の特設会場でモータースポーツジャパンフェスティバルinお台場が13・14日の2日間にわたり開催され、計94,490人が来場した。

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 2日目はF1日本グランプリ翌日ということもあり、FIAのジャン・トッド会場が来場。「日本のモータースポーツファンの情熱は本当に素晴らしい」と会場に訪れたファンに挨拶した。またルノー・スポールの新型ルーテシア発表会にロメイン・グロージャン(ロータス)が来場。特設走行エリアでは新型ルーテシアに乗り込み、迫力ある走行を披露してくれた。

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 今年もホンダ、日産、トヨタ、スバル、マツダなど国内メーカーがブースを出展し、それぞれおSUPER GTなどのピットガレージを再現。間近でマシンも見られるだけでなく、タイヤ交換体験やマシンへの乗り込み体験のコーナーも設けられ、ドライバートークショーも開催された。

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 またダカールラリーで活躍するランドクルーザーや日野レンジャーも展示され、ひとつの会場に様々なカテゴリーのマシンが集結し、色々な分野のモータースポーツに触れ合える1日となった。

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 前述でも触れた、F1日本GP翌日ということもあり、F1の舞台で仕事をするカメラマンなども会場に訪れ、SUPER GTやスーパーフォーミュラなど国内レースのデモ走行なども取材しているシーンが見られた。これがきっかけで日本のカテゴリーが少しでも国際的になっていければと思う。

 特設走行エリアでは、今年もメーカー対抗戦のプログラムが盛り上がり、メーカー対抗カート大会ではSUPER GTで活躍するドライバーが本番さながらのサイド・バイ・サイドを展開。観ていたファンもついつい手に汗握る大バトルが展開され、日産チームが勝利した。

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 午後には昨年から始まったメーカー対抗のピットストップコンテスト。今年もSUPER GTで活躍するホンダ、日産、レクサスから1チームずつがエントリー。普段は縁の下の力持ちであるメカニックたちが主役となり、レース同様に全く無駄のない迅速なピット作業を披露。2日間の総合結果で、なんと日産(NISMO)とホンダ(チーム無限)が同ポイントとなり、最終決着はジャンケンで決められ、見事ホンダのチーム無限が勝利。最後はサドンデス勝負を是非見せてもらいたいほど、会場は熱気に包まれた。

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 今年も、連休中を利用してお台場に訪れたお客様も来場。初めて見るモータースポーツの迫力と魅力に触れた。今年も国内レースを代表する2カテゴリーは最終戦を残すのみとなっており、SUPER GTは11月2・3日にツインリンクもてぎで、スーパーフォーミュラは11月9・10日に鈴鹿サーキットで開催される。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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