【F1日本GP】予選日は52,000人が来場。多くのファンが秋晴れの鈴鹿を満喫

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マーク・ウェバー(レッドブル)が今季初ポールを決めた2013年のF1日本グランプリ予選日。秋晴れとなった鈴鹿サーキットには52,000人が来場。朝からレースセッションの他に様々なイベントも行われ、年に一度の日本GP観戦を満喫していた。

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GPスクエアには日本人初のフルタイムF1ドライバーである中嶋悟氏が、現役時代に乗ったマシンが展示された。この日は前夜祭で息子の一貴、大祐兄弟がデモ走行をするということもあり、ファンの前の公開エンジン暖機も行われ、懐かしいサウンドがGPスクエアに響いた。

オフィシャルステージを挟んだ向かい側では、Hondaブースも設置され、第1期から第3期までの間に活躍したF1マシンが登場。2015年からマクラーレンとタッグを組んで再びF1の世界に帰ってくるということもあり、この日も多くのファンが立ち止まってマシンに釘付けになっていた。

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今年も発売時から大好評だったカメラマンエリアパス。逆バンクやスプーン、ヘアピンなど各エリアで熱心に撮影をするカメラマンの姿がたくさん見られた。

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今年は新しいイベント拠点となっているレーシングシアターでは東急ハンズさんとのコラボで手作り応援うちわ教室が引き続き開催され大盛況。またお子様向けのコンテンツとして本物のレーシングカーを使用してのタイヤ交換体験コーナーが設置され、子どもたちが積極的に挑戦していた。またお子様向けのF1講座「F1マシンの速さの秘密」も行われ、F1中継でも解説をされているモータースポーツジャーナリストの小倉茂徳氏が白衣姿で登場。実際のF1マシンの模型やピレリのF1用タイヤを使用して子どもたちに分かりやすくF1のメカニズムについて解説。初心者向けのコンテンツでもあるため、そこ通りかかったファンたちも足を止めて小倉氏の授業に聞き入っていた。

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この他にもサポーターズコンテストやゲストによるトークショーなどイベント盛りだくさんとなった一日。明日も決勝レースは午後3時からだが、是非朝から来場していただいて鈴鹿だからこそ味わえるF1日本グランプリの雰囲気を堪能していただきたい。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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