開幕を明日に控えたF1日本グランプリ。鈴鹿サーキットでは恒例となったドライバーサイン会が行われた。今年もピットウォークに参加したファンのうち、抽選で660名が選ばれ、サイン会への参加権をゲット。ドライバーはランダムで選ぶことができないが、必ず1人のサインはもらえる。
16時のサイン会を前に、会場となるグランドスタンドの下段には当選したファンが集まり、上段のV2も大半の席を埋め尽くすファンが集まり、この日一番の熱気となった。
基本的に登場するドライバー・チームもランダムなのだが、スケジュールの関係でセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がいきなり登場。ファンの大歓声笑顔で応え、手を振っていた。時間がないと言っていたベッテルだが、予定の人数を終えると「これで終わり?もっとファンを呼んでよ!」と自ら関係者にリクエスト。急遽、V1席にいた小さなお子様限定で追加のサイン会が行われ、1人1人笑顔でサイン。そして最後は帰り際にスタンド前まで歩み寄り、チームが用意したカードにサインをしてファンに手渡した。
現チャンピオンの大サービスで最初からファンのテンションも最高潮。この他にも続々と各チームのドライバーが登場。バトンは「コンニチハ!ゲンキデスカ?レースタノシンデクダサイ!」と日本語で挨拶。来日するたびに上達している様子だった。この他にも何人かのドライバーが「コンニチハ!」「ガンバリマス!」など日本語で挨拶するなど、彼らも本当に今回のレースを楽しみにしていた様子だった。
後半になって残りチームも少なくなると、現在ランキング2位のフェラーリチームが登場。フェルナンド・アロンソ、フェリペ・マッサに加え、今年はWECで活躍中の小林可夢偉が登場。ファンに元気な姿をみせた。
そして、最後には今年でF1を引退するマーク・ウェバーが登場。最後まで待ってくれていたファン1人1人に丁寧にサインをすると、ファンの声援に応え、スタンドへ。時間の許すかぎり差し出されたプログラムや色紙、グッズなどにサインをしていた。
こうして今年も大大大盛況に終わったピットウォークとサイン会。いよいよ明日から本番となるレースウィークがスタートする。
『記事:吉田 知弘』
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