2013シーズンも終盤戦にさしかかる中、ストーブリーグも活発になり始めてきた。スクーデリア・フェラーリは11日、2014年のドライバーズラインナップを発表し、兼ねてから噂が合った通り、フェルナンド・アロンソに加えキミ・ライコネンがロータスから移籍。元チャンピオンコンビが実現することとなった。
ライコネンは長きにわたってフェラーリのエースを務めてきたミハエル・シューマッハの後継として2007年に加入。その年、6勝を挙げて初のチャンピオンに輝いた。その後2009年まで在籍したが、アロンソの加入に伴い、F1での活動を休止。WRC(世界ラリー選手権)での参戦を経て、2012年にロータスかF1への挑戦を再開していた。
今回の移籍についてライコネンはフェラーリ公式サイトで「またマラネロ(フェラーリ本拠地)に戻ってこられて嬉しい。初のチャンピオンなど素晴らしい経験をさせてもらえた。特に2007年のワールドチャンピオン獲得のことは今でも忘れられない良い思い出だ。その時に苦楽を共にした仲間たちと再開できるのが今から楽しみだ。」とコメントしている。
今となっては、すっかりロータスでのライコネンが馴染んでしまっているが“フェラーリのライコネン”が来年は久しぶりに見られることになる。
一方、2006年から8年間在籍してきたフェリペ・マッサはチームを去ることが同時に決定。「チームとともに素晴らしい時間を過ごせたし、何度も勝利の喜びを共有することが出来た。本当に感謝している。また長い間、自分のことを支えてくれた妻や家族にも感謝の意を表したい。2014年については、何度も優勝争いに加わりチャンピオンも狙えるようなチームで戦いたいと考えている」とフェラーリ公式サイトでコメント。現在も他チームとの交渉が進められているようだ。
まだ今シーズンも7戦残っているが、来年はチャンピオンコンビが結成される名門フェラーリから目が離せない。
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