【WEC】2013第4戦サンパウロ:リタイアとなってしまった可夢偉「流れが良かっただけに残念」

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2013年のWEC第4戦サンパウロ決勝。LMGTE-Proクラスに参戦する小林可夢偉/トニ・バイランダー組の71号車AFコルセは4番手からスタート。今回は可夢偉がスタートドライバーを務め、序盤から激しいバトルを展開。一時はポルシェのタイヤパンクにより3位に浮上するも、好調アストンマーティン勢の先行を許し、4位でバイランダーにバトンタッチする。

序盤に発生したクラッシュの影響により約45分間にわたってセーフティカーが導入され、スタートから1時間30分が経過したところで再スタート。GTE-Proクラスは51号車のAFコルセ(フィジケラ/ブルーニ組)を先頭にトップ5台が接近戦のバトルを展開していた。

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ところが、総合トップが56周目に入ったところで71号車のエンジンルームがから炎が上がり、マシンは炎上。バイランダーはすぐにコースにマシンを止めて脱出。幸い怪我はなかった。これにより2度目のセーフティカーが導入。71号車はエンジンルームを含めマシン後部が焼けてしまい、そのままリタイアとなってしまった。

レース後、可夢偉は動画インタビューでコメントを発表「流れが良かっただけに、今回のトラブルは残念。」と、今季初のリタイアに言葉も少なかった。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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