2013インターナショナルポッカサッポロ1000km。ついに決勝レースのスタートが切られた。
気温34℃、路面温度47℃と真夏のコンディションにも関わらずグランドスタンドを中心に各コーナーは多くのファンに埋め尽くされ、いよいよ1000km先のゴールを目指した大一番が始まった。
GT500クラスはPPスタートのMOTUL NISMO GT-R(ロニー・クインタレッリ)が先行。2位にウイダーモデューロHSV-010(山本尚貴)が続いたが、1周目シケインにPETRONAS TOM’S SC430(中嶋一貴)がオーバーテイクし2位に浮上。序盤から日産、レクサス、ホンダがそれぞれ代表するチームによるバトルとなった。8周目を過ぎ、GT300との混走状態に突入すると、クインタレッリが上手くGT300マシンを抜いてリードを築いていく。一方、スタート直後に2位を奪われた山本だったが、混走を上手く利用し12周目の西ストレートで少し芝生に足を落としながらも扉をこじ開け、並びかける。しかし一貴も意地で130Rを駆け抜けブロック。順位は変わらなかったが、再び山本は果敢に攻め13周目のスプーンで、2位の座を奪い返した。現在15周を終了してクインタレッリとの差は2.0秒。ここからの追い上げに期待だ。
一方、GT300クラスは今週末も絶好調のSUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太)が一気に独走。1周目から後続を置き去りにする走りを見せ15周を終了して、29秒もの大量リードを築いている。
GT500クラス途中経過(16周終了時点)
1位MOTUL NISMO GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)
2位ウイダーモデューロHSV-010(山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ)
3位PETRONAS TOM’S SC430(中嶋一貴/ジェームス・ロシター)
4位ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)。
5位KEIHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘)
GT300クラス途中経過(15周終了時点)
1位SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太/井口卓人)
2位S Road NDDP GT-R(星野一樹/佐々木大樹)
3位Exe Aston Martin(加納政樹/安岡秀徒/坂口良平)
『記事:吉田 知弘』
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